50代からの移行設計|第3話 人間関係も固定費になる

50代を目前にして気づいた。

固定費はお金だけじゃない。

人間関係にも固定費がある。

会うたびに疲れる人。

断りたいのに断れない集まり。

義務感だけで続いている付き合い。

嫌われたくなくて続けている関係。

若い頃はそれでも良かった。

仕事も子育ても忙しく、
勢いで走り続けられたから。

でも50代になると話は変わる。

体力も時間も有限だと実感する。

だから人生後半は、

「何を増やすか」

より、

「何を減らすか」

が大切になる。

私は脳出血を経験してから特にそう感じるようになった。

生きているだけでありがたい。

だからこそ、

限られた時間を誰と過ごすか。

どんな会話をするか。

どんな空気の中で生きるか。

そこに敏感になった。

もちろん人間関係を切り捨てろという話ではない。

お世話になった人もいる。

助けてくれる人もいる。

ただ、

「本当に大切な関係は何か」

を考える時期に入ったのだと思う。

家計を見直す時、

使っていないサブスクを解約する。

人生も少し似ている。

使っていない関係。

無理をして維持している関係。

もう役割を終えた関係。

そういうものを整理すると、

不思議なくらい心が軽くなる。

人生後半は増やすゲームではない。

軽くするゲームだ。

お金の固定費を見直すように、

人間関係の固定費も見直してみる。

それも立派な移行設計だと思う。

コメント