50代を目前にして気づいた。
固定費はお金だけじゃない。
人間関係にも固定費がある。
会うたびに疲れる人。
断りたいのに断れない集まり。
義務感だけで続いている付き合い。
嫌われたくなくて続けている関係。
若い頃はそれでも良かった。
仕事も子育ても忙しく、
勢いで走り続けられたから。
でも50代になると話は変わる。
体力も時間も有限だと実感する。
だから人生後半は、
「何を増やすか」
より、
「何を減らすか」
が大切になる。
私は脳出血を経験してから特にそう感じるようになった。
生きているだけでありがたい。
だからこそ、
限られた時間を誰と過ごすか。
どんな会話をするか。
どんな空気の中で生きるか。
そこに敏感になった。
もちろん人間関係を切り捨てろという話ではない。
お世話になった人もいる。
助けてくれる人もいる。
ただ、
「本当に大切な関係は何か」
を考える時期に入ったのだと思う。
家計を見直す時、
使っていないサブスクを解約する。
人生も少し似ている。
使っていない関係。
無理をして維持している関係。
もう役割を終えた関係。
そういうものを整理すると、
不思議なくらい心が軽くなる。
人生後半は増やすゲームではない。
軽くするゲームだ。
お金の固定費を見直すように、
人間関係の固定費も見直してみる。
それも立派な移行設計だと思う。


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