危機管理家計シリーズ|第7話 貯金と投資は敵ではない

貯金と投資は敵ではない

お金の話になると、

よくこんな声を聞きます。


「貯金だけじゃ増えない」


「インフレでお金の価値が下がる」


「投資しないと老後が危ない」


全部その通りです。


でも私は、

この議論そのものが少し違うと思っています。


なぜなら、

貯金と投資は戦っていないからです。


役割が違います。


例えば家で考えてみてください。


トイレとお風呂。


どっちが大事ですか?


比較できません。


両方必要です。


貯金と投資も同じです。


貯金の役割は守ること。


投資の役割は増やすこと。


どちらが偉いという話ではありません。


私は脳出血になるまで、

この違いを本当の意味では理解していませんでした。


病院のベッドで必要だったのは、

投資の含み益ではありません。


現金でした。


来月の生活費。


子供の食費。


家族の生活。


それを守るのは現金です。


でも同時に、

20年後の自分を守るのは投資です。


だから私は、

貯金も投資も必要だと思っています。


ただ順番があります。


命金。


生活。


投資。


この順番です。


よく

「余ったら投資します」

と言う人がいます。


私は少し違います。


投資も予算です。


生活費が予算なら、

投資も予算。


食費が予算なら、

投資も予算。


将来の自分への仕送りみたいなものです。


だから私は、

貯金か投資かを選びません。


両方持ちます。


命金も持つ。


投資も続ける。


どちらも人生を守るためです。


危機管理家計は、

投資を否定する考え方ではありません。


むしろ逆です。


投資を長く続けるために、

先に地盤を作ろうという考え方です。


地盤があれば、

暴落しても慌てません。


地盤があれば、

病気になっても慌てません。


地盤があれば、

投資を売らなくて済みます。


だから私は、

命金を投資の邪魔者だと思ったことがありません。


命金は投資を守る存在です。


家計の地盤。


家族の安心。


そして未来への挑戦。


全部つながっています。


次回は、

私が考える危機管理家計の完成形。

「お金の100%配分」

についてお話しします。

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