危機管理家計シリーズ|第8話 危機管理家計の完成図

危機管理家計の完成図

ここまで、

命金。


時間。


家族。


地盤。


そんな話をしてきました。


今回は、

私が実際に考えている家計の全体像をお話しします。


私は家計簿をつけることが目的ではありません。


お金を増やすことだけが目的でもありません。


私の目的は、

人生を守ることです。


だから家計を考える時、

最初に見るのは収入です。


そして収入が入ったら、

まず振り分けます。


私はこれを、

収入口座ゼロ作戦と呼んでいます。


収入口座にお金を置いておかない。


全部に役割を与える。


これだけです。


私の考え方では、

お金の行き先は5つしかありません。


① 命金


② 生活費


③ 短期必要費


④ 長期必要費


⑤ 投資


以上です。


命金は、

病気や事故や失業のためのお金。


人生を立て直す時間です。


生活費は、

今を生きるお金。


食費。

光熱費。

通信費。

保険。

生活に必要なものです。


短期必要費は、

5年以内に使う予定のお金。


帰省費。

車の買い替え。

子供の進学。

旅行。


分かっている未来の支出です。


長期必要費は、

5年以上先のお金。


老後。

住宅。

将来必要になる大きな支出です。


そして最後が投資。


未来のお金を育てる場所です。


ここで大事なのは、

投資が最後だから重要ではない、

という意味ではありません。


順番の話です。


私は脳出血になって、

順番を間違える怖さを知りました。


命金が無い。


短期必要費が無い。


なのに投資だけある。


これは危険です。


なぜなら、

何かあった時に投資を売ることになるからです。


だからまず地盤。


その上で投資。


この順番を守ります。


私は家計をテトリスだと思っています。


収入というブロックを、

どこに置くか。


ただそれだけです。


でも置き方を間違えると、

後で崩れます。


逆に土台ができると、

人生はかなり安定します。


病気が来ても。


失業しても。


介護が来ても。


慌てなくて済みます。


それが私の考える危機管理家計です。


お金を増やすためではありません。


人生が詰まないようにするためです。


このシリーズの最初に、

私はこう書きました。


家計簿ではなく生存設計。


ここまで読んでくださった方には、

その意味が少し伝わったかもしれません。


危機管理家計とは、

人生の予想外に備える設計図です。


そしてその中心にあるのが、

命金です。


私は脳出血になったから、

この考え方にたどり着きました。


でも読んでいるあなたには、

脳出血にならずに知ってほしい。


それがこのシリーズを書いた理由です。

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