家が高すぎる時代、人は海と車に流れる|第3話 ボート生活は自由か、それとも労働か

ボート生活と聞くと、自由なイメージを持つ人は多い。

朝起きたら海。
景色は毎日リゾート。
家賃なし。
風に乗って暮らす人生。

たしかに、その一面はある。

水の上で暮らす感覚は独特だ。
景色は変わる。
空も近い。
陸の家とは違う開放感がある。

でも、そこだけ切り取ると現実を見誤る。

ボート生活は、自由であると同時に労働でもある。

船は置いて終わりではない。

メンテナンスがある。
湿気対策がある。
カビとの戦いもある。
ロープ確認もある。
エンジン管理もある。
天候チェックもある。

風が強ければ気になる。
雨が続けば水問題も出る。
場所によっては移動も必要になる。

家のように、ただ住むだけでは成立しにくい。

つまり、ボート生活は「家賃ゼロの楽な生活」ではない。

固定費を下げる代わりに、手間で払う生活 だ。

ここを理解せずに憧れだけで入ると、かなりしんどい。

一方で、この手間を苦にしない人もいる。

自分で直すのが好き。
自然の中で暮らしたい。
物を減らしたい。
大きな住宅コストから降りたい。

こういう人には、ボート生活は合う。

向いていない人もいる。

何も壊れてほしくない人。
安定が最優先の人。
広い空間が必要な人。
常に便利さを求める人。

その場合は、普通の家の方が合っている。

大事なのは、どちらが上かではない。

自分の性格と人生設計に合うかどうかだ。

そして、どこに住んでも共通する現実がある。

現金の安全資金がない人は弱い。
ボートに住んでも、家に住んでも同じだ。

自由そうに見える生活でも、命金がなければ不安定になる。
逆に命金があれば、多少のトラブルにも耐えられる。

住まい選びの前に、まず土台を作る。
これが順番だと思う。

命金と固定費の整え方は、この完全ガイドにまとめてあります。
https://ayalifeblog.com/life-money-fixed-costs-complete-guide/

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