50代になると、
老後資金の話が増える。
年金。
投資。
住まい。
介護。
もちろん大切な話だ。
でも最近、
それより先に考えた方がいいことがある気がしている。
それは、
「自分にとって幸せとは何か」
だ。
みんな幸せになりたいと言う。
でも、
幸せって何?
と聞かれると急に難しくなる。
お金持ちになることだろうか。
大きな家を持つことだろうか。
仕事で成功することだろうか。
人によって答えは違う。
だから幸せは難しい。
私も長い間、
深く考えたことがなかった。
ただ最近、
少しずつ見えてきた。
私の場合、
幸せはたった3つだった。
自由であること。
余白があること。
家族と時間を過ごせること。
それだけだ。
自由であること。
働き方を選べること。
必要なら休めること。
嫌なことを断れること。
誰かに人生を支配されないこと。
余白があること。
予定で埋め尽くされていないこと。
お金に追われていないこと。
考える時間。
ぼーっとする時間。
海を眺める時間。
そんな時間が私には必要だった。
家族と時間を過ごせること。
豪華な旅行じゃなくていい。
特別なイベントじゃなくていい。
一緒にご飯を食べる。
くだらない話をする。
笑う。
それだけで十分だった。
だから私は、
固定費を下げる。
命金を持つ。
投資をする。
物を増やしすぎない。
そんな選択をしている。
お金を増やすためではない。
自由と余白と家族の時間を守るためだ。
もちろん、
これは私の価値観だ。
大きな家を持つことが幸せな人もいる。
仕事で成功することが幸せな人もいる。
好きな車に乗ることが幸せな人もいる。
それも素敵だと思う。
正解は人それぞれだからだ。
ただ、
自分がどこで幸せを感じる人間なのか分かると、
人生は驚くほどシンプルになる。
何を選ぶか。
何を手放すか。
何にお金を使うか。
判断が早くなる。
逆に、
ここが分からないと永遠にゴールが見えない。
年収が上がっても。
家を買っても。
投資で増えても。
また次が欲しくなる。
ゴールが決まっていないからだ。
50代からの移行設計は、
老後資金を計算することでも、
投資を考えることでもない。
まずは、
「私は何があれば幸せなんだろう?」
を言葉にすること。
実はそれが、
人生後半の設計のスタート地点なのかもしれない。
そして私は最近、
人生後半は増やすゲームではなく、
軽くするゲームだと思っている。
どれだけ軽く生きられるか。
どれだけ臨機応変に動けるか。
その先に、
私にとっての幸せがある気がしている。


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