私は昔、
“ちゃんとしたキャリア”
がある人を見ると、
すごいと思っていた。
ずっと同じ仕事。
専門職。
肩書き。
積み上がった経歴。
一方の私は、
かなりバラバラだった。
子育て。
介護。
資格取得。
ボート生活。
脳出血。
全部が途中途中で、
一直線のキャリアとは全然違う。
だから私は長い間、
「自分には軸がない」
と思っていた。
でも最近、
考え方がかなり変わった。
人生って、
一直線じゃない人の方が普通なのかもしれない。
特に女性は。
出産。
育児。
介護。
移住。
家族事情。
体調。
途中で、
何回も流れが変わる。
でも昔の私は、
「ちゃんと積み上がってない=価値がない」
と思い込んでいた。
だから焦っていた。
50前。
子どもも手が離れ始める。
脳出血も経験。
その時に、
「私、何者なんだろう」
って、
かなり考えた。
でも、
自分の思いを言葉にしていく中で、
少しずつ見えてきた。
私は、
一直線じゃなかっただけだった。
でもその代わり、
色んな世界を見てきた。
介護。
海外生活。
低コスト生活。
子育て。
病気。
働き方。
お金の不安。
全部、
繋がっていた。
そして最近思う。
キャリアって、
会社の肩書きだけじゃない。
どう生きてきたか。
何を経験したか。
何に悩んだか。
そこにも、
ちゃんと価値がある。
昔の私は、
「普通のキャリアがないとダメ」
と思っていた。
でも今は違う。
遠回りに見えた経験ほど、
あとで人を助けることもある。
これも、
かなり強い“思考の凝り”だった。
家計設計屋より


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