私は30で第一子、
32で第二子を出産した。
そこから、
友達にそそのかされるまま、
チャイルドケアとエイジドケアの資格を取った。
でも正直、
そこに強い“自分の意志”があったわけじゃない。
流れだった。
チャイルドケアは、
第二子妊娠中だったこともあって、
結局その仕事には就かなかった。
エイジドケアでは、
末期認知症の方の在宅介護を4年間。
クライアントさんが亡くなって終了。
その後、
NDISの在宅介護も少し経験した。
でも燃え尽きた。
終わったあと、
私の中に残ったのは、
「結局、自分には何もない」
だった。
資格を取っても。
働いても。
経験しても。
なぜか、
自信には繋がらなかった。
しかも気付けば、
子どもたちも大きくなっていた。
15歳と12歳の男の子。
少しずつ手が離れていく。
母親としての役割も、
変わり始めていた。
そして私は、
脳出血を経験した。
人生が、
一回止まった。
その時、
50を前にして、
私はかなり焦っていた。
「私、何もないじゃん」
「どうしよう」
って。
資格も中途半端。
キャリアも中途半端。
身体も壊れた。
本当に、
空っぽに感じた。
でも最近、
少しずつ変わってきた。
きっかけは、
自分の考えを“可視化”し始めたこと。
ブログを書く。
言葉にする。
思いを外に出す。
すると、
少しずつ見えてきた。
私は、
何もなかったわけじゃない。
介護経験。
海外生活。
子育て。
ボート生活。
脳出血。
固定費を下げた暮らし。
止まれなかった経験。
全部、
ちゃんと自分の中に残っていた。
ただ、
自分で価値を認めていなかっただけだった。
私は昔、
「資格や肩書きがないと価値がない」
と思っていた。
でも今は違う。
人って、
自分の経験を言葉にした瞬間、
少しずつ自信が戻ってくることがある。
私は、
ブログを書きながら、
自分自身を回収していった感じがしている。
そして最近思う。
「私には何もない」
これも、
かなり強い“思考の凝り”だった。
家計設計屋より


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