介護が近づくと、多くの人が無意識に背負う。
- 自分がやらなきゃ
- 兄弟は頼れない
- 親に迷惑かけられない
- 最後まで家でみるべき
- 子どもなんだから当然
責任感がある人ほど、この思考に入りやすい。
でも最初に言いたい。
全部背負う介護は、長く続かない。
介護は数日では終わらない。
数か月で終わるとも限らない。
数年続くこともある。
その中で、
- 仕事
- 家庭
- 自分の体調
- お金
- 夫婦関係
- 子どもの問題
人生の他の課題も止まらない。
それでも「全部自分で」と抱えると、
先に介護者が壊れていく。
よくあるのは、
- イライラが増える
- 親に優しくできなくなる
- 兄弟を恨む
- 自分の人生が止まる
- 罪悪感だけ残る
これでは誰も救われない。
ここで必要なのは冷たさではない。
限界を知る勇気 だ。
できることはやる。
でも、できないことまで引き受けない。
- 通院は手伝える
- 夜間対応は無理
- 金銭管理は分担したい
- 同居は条件付き
- 専門職の力を借りる
こういう線引きは悪ではない。
現実だ。
親の介護を全部やらないと、親不孝。
そう思う人もいる。
でも違う。
無理して共倒れになる方が、
ずっと苦しい結果になる。
介護は愛情だけでは回らない。
体力、時間、仕組み、分担。
全部必要だ。
だから早い段階で決めていい。
私は全部は背負わない。
その代わり、続けられる形で関わる。
これが長く優しくいる方法でもある。
次回、親の希望と現実は別で考える。


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