横並びから降りる|特別回 転機


私は

横並びを疑う前に

横並びで
人を裁いていた。


芋の働き方は

普通じゃなかった。

会社に縛られない。

決まった給料もない。

仕事の量も波がある。

私はそれを

どこかで

“不安定”だと思っていた。


信用は積めるのか。

将来は大丈夫なのか。

家族を守れるのか。

私は

ずっと

横並びの基準で考えていた。


私は

20代で海外に出た。

レールから外れた人生だった。

それなのに

子どもを産んだ瞬間

守りの横並び思考が強くなった。


子どもを失敗させたらどうする。

普通ルートから外れたらどうする。

将来困ったらどうする。


私は

子どもを守るつもりで

横並びに寄せていた。


そして

脳出血。

人生が止まった。


仕事も止まった。

未来も止まった。

予定も止まった。


そのとき

初めて見えた。


横並びは

安全ではない。


本当に危ないのは

思考を預けることだった。


そして

もう一つ

気づいたことがある。


芋は

最初から

横並びで生きていなかった。


会社に依存しない。

組織に依存しない。

働き方を

自分で決める。


私は

それを

不安定だと思っていた。


でも

違った。


それは

自由だった。


私が

横並びの中で

安心を探していたとき

芋は

自分の前提で

生きていた。


だから

このシリーズを書くとき

一つ

言っておきたいことがある。


あのとき

横並びの基準で

あなたを見ていた。


ごめん。


そして

ありがとう。


あなたは

最初から

横並びから降りていた。


私は

やっと

そこに気づいた。

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