昔の私は、
Centrelinkにお世話になる人を見て、
正直、
どこかで見下していた。
「自分で何とかしない人」
「負け組」
「甘えてる」
そんな空気を、
自分の中に持っていたと思う。
だから昔の私は、
“絶対に自分は頼らない”
と思っていた。
でも脳出血をして、
考え方がかなり変わった。
私は、
生存率3〜4%と言われた脳出血を経験した。
運良く戻ってこられたけど、
実際は、
簡単に元通りにはならなかった。
疲れる。
脳が止まる。
感情も不安定。
以前みたいに働けない。
そして現実として、
私はCentrelinkのサポートを受ける側になった。
昔の私なら、
かなり恥ずかしかったと思う。
でも今は違う。
堂々と受け取っている。
なぜなら、
これは“権利”だから。
オーストラリアって、
高い税金を払う代わりに、
病気。
失業。
介護。
育児。
障害。
何かあった時、
社会全体で支える仕組みがある。
もちろん、
制度に問題がないわけじゃない。
でも私は、
実際に倒れて思った。
人間って、
本当に突然止まる。
昨日まで普通に働いてた人が、
明日には働けなくなる。
これは、
他人事じゃない。
だから最近は、
「助けを受ける=負け」
とは全く思わなくなった。
むしろ、
制度を知って、
必要な時に使える方が強い。
なのに日本人って、
かなり我慢する。
「迷惑かけたくない」
「自分で何とかしないと」
「恥ずかしい」
その思考で、
追い込まれてる人も多い気がする。
でも私は、
脳出血でかなり価値観が変わった。
本当に危ないのは、
“助けを受けること”
じゃない。
壊れるまで無理すること。
そして今思う。
「人に頼るのは負け」
これも、
かなり強い“思考の凝り”だった。
家計設計屋より


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