「もし収入が止まったらどうする?」
この問いを出すと、多くの人は少し黙る。
そして、なんとなく話題を変えたくなる。
それは弱さではない。
とても自然な反応だ。
私たちは「止まらない前提」で生きている
人は普段、
明日も同じように起きる前提で生活している。
自分も、
パートナーも、
家族も、
元気で動ける前提。
その前提が崩れる可能性を想像すると、
胸の奥がざわつく。
だから脳は無意識に判断する。
今は考えなくていい。
これは逃げではない。
心を守る仕組みだ。
想像すると不安になるのは普通
「もしも」を具体的に考えようとすると、
- コントロールできない感じがする
- 縁起でもない気がする
- 不安が増える気がする
だから多くの人は、
深く考えない。
それは異常ではない。
むしろ正常だ。
人の脳は、
常に最悪を想像し続けるようにはできていない。
でも、ひとつだけ知っておいてほしい
止まることを考える=
人生が暗くなること
ではない。
想像したからといって、
現実が悪化するわけではない。
むしろ、
少しだけ安心が増えることがある。
なぜなら、
「ぼんやりした不安」が
「言葉にできる不安」に変わるから。
言葉にできた瞬間、
それは扱える。
私は一度止まった
私は、ある日突然止まった。
だからこそ思う。
止まることを考えるのは怖い。
でも、
考えたからといって
人は壊れない。
むしろ、
想像しないほうが
漠然とした不安は大きい。
このシリーズでやること
このシリーズの目的は、
恐怖を煽ることではない。
「最悪を想定しよう」と脅すことでもない。
やるのはただ一つ。
怖さを分解すること
止まることを考えても、人は壊れない。
まずは、それを確かめるところから始める。
このシリーズは「① 前提・構造・世界」カテゴリーにまとめています。



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