世帯収入はそこまで低くない。
毎月それなりに働いている。
なのに、なぜかお金が残らない。
40代の家庭では、これは珍しくありません。
ここで多くの人は、自分たちを責めます。
無駄遣いが多いのかもしれない。
私のやりくりが下手なのかもしれない。
もっと節約しないといけないのかもしれない。
でも、家計設計屋として先に言います。
世帯収入があるのに貯まらない家庭の原因は、浪費だけではありません。
本当の原因は、家計の構造が詰まっていることです。
たとえば、毎月当たり前に払っている固定費。
通信費
保険
車関係
サブスク
ローン
習い事
なんとなく続けている支出
こういうものが少しずつ積み重なり、家計の流れを止めていることがよくあります。
しかも固定費は、毎月自動で出ていきます。
一つ一つは小さく見えても、合計するとかなり重い。
一方で、多くの家庭は食費や日用品ばかり気にします。
でも、そこを必死に削っても苦しいわりに効果は小さい。
だから疲れるのに、家計は楽にならないのです。
ここで必要なのは、反省ではなく確認です。
まず見てほしいのは、この3つです。
1つ目。毎月必ず出ていく固定費はいくらか。
2つ目。その中で今の生活に本当に必要なものはどれか。
3つ目。見直せるのに放置しているものは何か。
これだけで十分です。
40代は、教育費も増えやすい時期です。
夫婦の働き方も変わります。
親のことも気になります。
老後の不安も出てきます。
家計が苦しく感じるのは、あなただけではありません。
だからこそ、自分を責める方向へ行ってはいけません。
必要なのは、気合いでも根性でもなく順番です。
家計簿を完璧につける前に。
細かい節約を増やす前に。
まずは毎月自動で出ていくお金を見てください。
家計は、頑張り方を間違えると苦しいだけです。
でも、見る場所を変えると一気に軽くなることがあります。
世帯収入があるのに貯まらない。
その悩みは、あなたがだらしないからではありません。
家計のどこかに、詰まりがあるだけです。
その詰まりは、見つければ直せます。
40代からの立て直しは、まだ十分に間に合います。
まずは、自分を責めるのをやめて、固定費を一度見てみてください。


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