人生は、止まる。
予告なしで。
私は脳出血で2ヶ月意識不明になった。
怖かったか?
知らない。
だって意識がなかったから。
目が覚めたら、世界が変わっていた。
身体は思うように動かない。
仕事は止まる。
収入は止まる。
でも、ひとつだけ止まらなかったものがある。
銀行口座の残高だ。
退院してしばらくして、
口座に約30000あったことに気づいた。
その瞬間、私は救われた。
これは「安心」じゃない。
余白だ。
焦って働かなくていい余白。
恐怖で間違った判断をしなくていい余白。
家族を守るための思考時間。
命金とは、
贅沢をするための金じゃない。
投資の種銭でもない。
生き延びるための装置だ。
人生は、
努力では防げない停止がある。
事故。
病気。
突然の失業。
その時、
あなたの思考を守るのは精神力じゃない。
現金だ。
冷たい話に聞こえるか?
でも現実は冷たい。
命金は思想じゃない。
哲学でもない。
構造だ。
私はたまたま生き延びた。
もし口座がゼロだったら?
退院直後に
無理して働いていたかもしれない。
判断を誤ったかもしれない。
命金は未来を豊かにするためのものじゃない。
まずは、
生存確率を上げるための設計だ。
投資より先に。
夢より先に。
命金。
ここからすべてが始まる。
このシリーズは③「お金の前提」カテゴリーにまとめています。


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