Aya

家庭内設計

家庭内設計シリーズ|第6話

2026.01.30「正しさ」を持ち込むと、家庭が壊れる理由家庭で一番こじれるのは、お金が足りない時じゃない。「正しいこと」を言い始めた時。よくある構図がある。・収入を増やすべき・無駄遣いを減らすべき・将来のために備えるべき・普通はこうする...
前提

シリーズ|前提の外に出た話【第42話】

「余白は、サボりじゃない」何もしてない時間。止まってる時間。決めてない時間。つい、ムダに見える。結論から言う余白は、サボりじゃない。“判断を守る装置”だ。なぜ余白がないと危ないのか余白がないと、判断が即断になる感情で決める取り返しがつかない...
前提

シリーズ|前提の外に出た話【第41話】

「大人になるって、“全部背負える”ことじゃない」大人なんだから。親なんだから。責任ある立場なんだから。そうやって、背負える量を増やそうとする。結論から言う大人になるって、背負える量を増やすことじゃない。背負わない判断ができること。なぜ大人ほ...
前提

シリーズ|前提の外に出た話【第40話】

「親が黙って背負うと、子どもは学べない」心配かけたくない。不安にさせたくない。だから黙って背負う。親として、よくある行動。でもそれ、学びを止める。結論から言う親が全部背負うと、子どもは順番を学べない。なぜ黙って背負うとダメなのか親が黙ってい...
友の会

友の会|八話|今なら、ずいぶん楽だと思う

今なら、資料作成はAIでできる。プロジェクターもある。配布資料だって、簡単に整う。正直、現代は楽だ。手で書く必要もない。夜な夜な大きな画用紙に文字を書く必要もない。でも、楽になったのは道具だけだ。当時、母がやっていたのは、・何を伝えるか決め...
友の会

友の会|七話|家計簿と、当番の夜

次に思い出されるのが、家計簿と、そろばん。それから、家事家計講習会。講習会の当番が回ってくると、家の空気が変わった。夜な夜な、大きな画用紙を広げて、文字を書いていた気がする。何を書いていたんだろう。家計の流れ。考え方。伝える順番。当番になる...
友の会

友の会|六話|週に一度、戻る場所

次に強く残っている記憶は、派手な出来事じゃない。週に一度の、最寄り会。決まった曜日。決まった時間。顔ぶれは、毎回少しずつ違う。でも、流れは同じだった。机の上に並ぶ資料。読み込まれた羽仁もと子全集。ページをめくる音。書き込みの跡。誰かが上手に...
友の会

友の会|五話|同じ前提でも、感じ方は分かれた

ここで、少し面白いことが起きている。母が全国を渡り歩けたのは、友の会の存在が大きかったのは確かだと思う。どこに行っても、生活の前提が通じる場所があった。私と姉は、同じ前提で育っている。生活が回ること。段取りがあること。迷わなくていいこと。そ...
友の会

友の会|四話|どこに行っても、ブレなかった理由

我が家は、転勤族だった。函館。横浜。旭川。広島。長崎。筑波。仙台。新潟。これだけ、場所を変えて歩いている。環境が変われば、生活は簡単に崩れる。土地勘がない。知り合いもいない。勝手も分からない。普通なら、不安が先に立つ。でも、母はブレなかった...
友の会

友の会|三話|フラットだった場所

生活団は、横浜にあった。そこで関わっていた友の会の委員は、今思えば医者の妻、大学教授の妻、そういう人たちが多かった。いわゆる「そっち側」の妻たちだ。その中で、庶民妻の枠を独占していたのが母だった。事実だけ置くと、そうなる。でも、差別された記...