なぜ白人ホームレスが多く見えるのか
ゴールドコーストに住んでいると、
公園でテント暮らしをしている人や、ベンチで寝ている人を見かけることがある。
昔は車暮らしをしている人をよく見た気がする。
でも最近は、テントやベンチ組が増えた印象がある。
しかも不思議なのが、
かなりの割合で白人オージー男性に見えること。
もちろん、移民に困窮している人がいない訳ではないと思う。
でも、少なくとも私の生活圏では、
「移民が公園でテント暮らしをしている光景」
をあまり見かけない。
これ、ずっと気になっていた。
最初は単純に、
「なんでだろう?」
くらいだった。
でも長くオーストラリアで生活していると、
これは単なる収入差ではなく、
・家族文化
・個人主義
・コミュニティ
・同居耐性
・住宅コスト
・“恥”の感覚
・移民制度
みたいなもの全部が絡んでいる気がしてきた。
例えばアジア系移民は、
本当に限界まで家族や知人ネットワークで耐える。
1部屋をシェアしたり、
リビングに住んだり、
親戚を頼ったり、
“外に出ない形”で何とか持ちこたえるケースが多い。
逆にオージーは、良くも悪くも個人主義。
18歳で独立。
親子別会計。
「自分のことは自分で」が強い。
だから孤立すると、一気に外へ出やすい。
そしてゴールドコーストは、
暖かい。
海があって、公園があって、BBQがあって、トイレもある。
だから完全に崩壊しきらない代わりに、“半ホームレス状態”が長期化しやすい空気もある気がしている。
これは誰かを批判したい話ではない。
むしろ私は、
「豊かな国なのに、こんなに見え方が違うんだ」
ということに驚いている。
そして最近思う。
本当に怖いのは、
“見える貧困”より、“見えない貧困”なのかもしれない。
続く。


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