最近よく思うことがあります。
それは、
「お金持ちになりたい」
というより、
“自由に生きたい”
人の方が実は多いのではないか、
ということです。
中間層が一番苦しい理由
ここまで、
- FTB
- CCS
- 税率
- 固定費
- Super
- 老後
について書いてきました。
そして見えてきたのは、
一番苦しくなりやすいのは、
“普通に頑張っている中間層”
だということです。
- 真面目に働く
- 子育てする
- ローンを払う
- 将来に備える
全部ちゃんとやっている。
でも、
- 補助は減る
- 税率は上がる
- 固定費は重い
- 老後不安は消えない
すると、
「頑張っているのに苦しい」
が起こる。
富裕層は「軽くなる」ことを知っている
面白いのは、
本当に余裕がある人ほど、
“軽さ”
を大事にしていることがあります。
例えば、
- 家をdownsizing
- 維持費を減らす
- 管理負担を減らす
- 時間を優先する
- 人生をシンプル化する
こういう動きを、
意外と普通にしています。
なぜなら、
富裕層は
“自由の価値”
を知っているから。
一番苦しいのは「下げられない層」
逆に苦しくなりやすいのは、
“生活レベルを下げられない層”
です。
- 頑張って家を買った
- 頑張って今の生活を作った
- 周囲と比較してきた
- ここまで来た感覚がある
だから、
「軽くしたい」
でも
「下げたら負けな気がする」
になる。
これはかなり人間らしい。
でも実際には、
固定費が重いほど、
人生の自由度は下がっていきます。
本当のdownsizingは「人生全体の軽量化」
downsizingというと、
家を小さくするイメージがあります。
でも本当は、
“人生の維持コストを軽くすること”
だと思っています。
- 家
- 車
- 保険
- 見栄
- サブスク
- 高消費習慣
これらが重いままだと、
収入があっても苦しくなりやすい。
逆に、
「私はこれくらいで十分」
を知っている人は強い。
お金の知識格差は想像以上に大きい
オーストラリアは特に、
知識差がかなり出やすい国だと思います。
例えば、
- Super
- salary sacrifice
- CGT
- pension
- asset test
- Trust
こういう仕組みを、
知っている人は使っている。
でも知らないと、
- とにかく働く
- とにかく税金を払う
- とにかく消費する
になりやすい。
だから中間層ほど、
“働き続けるしかない構造”
に入りやすい。
投資だけでは自由にはなれない
最近私自身、
かなり考えていることがあります。
それは、
“資産を増やすこと”と、
“自由に生きられること”は、
必ずしも同じではない
ということです。
例えば、
Super外で投資を増やしすぎても、
- CGT
- pension
- asset test
- 取り崩し
- 税金
など、
出口設計が必要になります。
つまり、
「増やす」
だけではなく、
“どう着地するか”
まで考えないといけない。
庶民は「多層構造」が強い
だから私は、
庶民は
“一発逆転”
より、
“崩れにくい構造”
の方が大事だと思っています。
例えば、
- 命金12か月
- 低固定費
- pension
- 小さい投資
- 小さい収入源
- 必要なら軽労働
こういう組み合わせ。
全部を投資に背負わせなくていい。
人生を支える柱を、
複数持つイメージです。
最後に残るのは「自由度」なのかもしれない
私は最近、
「どれだけ持っているか」
より、
“どれだけ軽く自由に生きられるか”
の方が、
人生後半では大事になる気がしています。
- 焦らない
- 比較しない
- 嫌な仕事を断れる
- 自分のペースで暮らせる
これは資産額だけでは作れない。
だからこそ、
40〜50代は一度、
「自分は何があれば幸せか」
を整理してみる価値があるのかもしれません。
次回は、
「Aged Pensionだけで暮らせる人、苦しくなる人の違い」
について書いてみます。
家計設計屋より


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