downsizingというと、
「大きい家を売って小さい家に移ること」
をイメージする人が多いと思います。
でも私は最近、
本当のdownsizingはそこじゃないと思っています。
なぜなら、
家だけ小さくしても、
人生が軽くなるとは限らないからです。
子供が独立すると「家の役割」は変わる
子育て中は、
- 部屋数
- 学区
- 駐車場
- 庭
- 通学距離
色々必要になります。
でも子供が独立すると、
家の意味はかなり変わります。
すると、
- 使っていない部屋
- 掃除負担
- 修繕費
- 光熱費
- 保険
- council rates
だけが残ることもある。
特にオーストラリアは、
家そのものの維持費がかなり高い。
「家を維持するために働き続ける」が起こる
本当は、
- 仕事を少し減らしたい
- もっと自由時間が欲しい
- 体力的にキツい
そう感じていても、
- ローン
- 固定費
- 維持費
が重くて止まれない。
これは40〜50代以降、
かなり増えてくる現実だと思います。
特に怖いのは、
“昔必要だった生活”
を、
今も維持し続けているケースです。
本当のdownsizingは「人生の軽量化」
ここが一番大事だと思っています。
downsizingは、
単に家を小さくすることではありません。
本当は、
“人生全体の維持コストを軽くすること”
です。
例えば、
- 車
- 保険
- サブスク
- 教育費
- 外食
- 趣味
- 見栄コスト
これらが重いままだと、
家だけ小さくしても、
苦しさはあまり変わらない。
逆に、
- 固定費が低い
- 「これで十分」が分かっている
- 比較が少ない
- 維持コストが軽い
人は、
収入がそこまで高くなくても、
自由度が高くなりやすい。
庶民は「住居費」で人生難易度が変わる
老後不安というと、
Super残高ばかり気にしがちです。
でも実際には、
“毎月いくら必要か”
の方が、
人生難易度を左右します。
例えば、
- 持ち家
- 小さい固定費
- 維持費低め
なら、
必要老後資金はかなり下がる。
逆に、
- 高家賃
- 大きいローン
- 高固定費生活
だと、
必要なお金は一気に増える。
つまり、
老後は「資産額」だけでなく、
“生活コスト”
でかなり決まるんです。
「見栄固定費」は老後にも残る
これはかなり怖いと思っています。
人間は一度上げた生活レベルを、
なかなか下げられません。
- 大きい家
- 新車
- private school
- ブランド
- 高消費生活
もちろん悪ではありません。
でも、
それが“当たり前”になると、
人生の必要コストがどんどん膨らむ。
すると、
老後になっても、
「もっとお金が必要」
が終わらなくなる。
小さくなることは、弱くなることじゃない
私はdownsizingって、
“敗北”
ではなく、
“自由を残す設計”
だと思っています。
- 管理しやすい
- 掃除しやすい
- 支払いが軽い
- 維持しやすい
これは人生後半、
かなり大きな武器になります。
特に庶民は、
“どれだけ稼ぐか”
より、
“どれだけ軽く生きられるか”
の方が、
人生を左右する時代に入っているのかもしれません。
次回は、
「Superだけでは安心できない理由|庶民の老後は固定費で決まる」
について書いてみます。
家計設計屋より


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