オーストラリアで暮らしていると、
ふとした瞬間に感じる違和感がある。
「なんで、あの人のほうが前に行くんだろう」
「自分のほうが丁寧にやっているのに」
「ちゃんとやっているのに、評価されない」
この感覚は、
子育て中の日本人ママに限った話ではない。
ワーキングホリデーの人も、
留学生も、
一度は必ず肌で感じているはずだ。
学校でも職場でも、
評価されやすいのは「一番できる人」ではない。
一番先に声を出した人だ。
「I can do it」
「I’ve done something similar」
「I’m happy to try」
この一言を言えた人が、
まずチャンスを取る。
日本人は、
「まだ完璧じゃない」
「迷惑をかけたくない」
「自信が持てない」
と考えているうちに、
席が埋まっている。
これは能力の差ではない。
名乗り出る文化に慣れていないだけだ。
よく「英語ができないから前に出られない」と言われる。
でも実際は、
英語が完璧でなくても評価されている人は多い。
違いは、
間違えても話すか。
できる可能性があれば言うか。
自分を売ることに抵抗があるか。
これは語学力の問題ではなく、
育ってきた文化の問題だ。
日本では、
控えめであること、
出しゃばらないことが美徳だった。
でもオーストラリアでは、
何も言わない人は
「興味がない」「やる気がない」
と受け取られることもある。
悪気はない。
ただ、ルールが違うだけだ。
このズレに気づかないままでいると、
日本人は
「真面目で信頼できるけど前に出ない人」
という立ち位置に固定されやすい。
これはママだけの話ではない。
ワーホリも、学生も、同じところでつまずく。
理由はそれぞれ違っても、
自己主張にブレーキがかかる構造は同じだ。
この違和感を感じたとき、
「自分は海外に向いていない」と思う人も多い。
でも、そうじゃない。
これは
文化の違いに気づき始めたサインだ。
ガツガツする必要はない。
日本的な誠実さや丁寧さは、強みだ。
ただ、
黙り続ける必要もない。
一言多く言う。
一歩だけ前に出る。
完璧じゃなくても手を挙げる。
それだけで、
見え方は大きく変わる。
これは競争の話ではない。
どうすれば、海外で生きやすくなるかの話だ。
ママも、
ワーホリも、
学生も。
気づいた人から、
動き方を選べるようになる。
それだけでいい。
#オーストラリア生活 #日本人の壁 #文化の違い #海外で働く #ワーホリ生活 #留学あるある


コメント