はっきり書く。
遺書は大人の責任だ。
縁起でもない話ではない。
死ぬ準備でもない。
残される人間のための
最低限の責任だ。
もし自分に何かあったら。
家族は突然、
知らない世界に放り込まれる。
ローンはいくら残っているのか。
保険はあるのか。
口座はどこにあるのか。
投資はしているのか。
何も分からない。
これは特別な家庭の話ではない。
むしろ普通だ。
多くの家庭で
家計はブラックボックスになっている。
家計を管理している人が
突然いなくなる。
その瞬間から
残された家族は
悲しむ暇もなく
銀行と保険会社と戦うことになる。
生活を守りながら
書類と戦う。
これはかなり残酷な状況だ。
だから言う。
遺書を書け。
大げさな法的文書はいらない。
まず書くのは
家計の地図。
口座
ローン
保険
投資
支払い
これを書くだけでいい。
たったそれだけで
残された家族の人生は守られる。
そして遺書は
一度書いて終わりではない。
更新すればいい。
年に一回でもいい。
状況は変わる。
収入も変わる。
資産も変わる。
家族も変わる。
だから
更新制でいい。
完璧な遺書なんて存在しない。
書き始めればいい。
言い訳するな。
忙しい。
まだ若い。
そのうちやる。
全部ただの言い訳だ。
家族を大切に思っているなら
絶対に書け。
これは不安の話じゃない。
責任の話だ。
遺書は
死ぬ準備じゃない。
残される人間を守る設計だ。
人生は本当に突然止まる。
私は脳出血で倒れ、
ICUに運ばれた。
人は
本当に一瞬で
いなくなる。
だから書く。
遺書は大人の責任だ。


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