生活防衛費はいらない?──“動けなくなる瞬間”を想定しているか|第4話 生活防衛費がいらない人の条件

命金

ここまで読んで、

「じゃあ生活防衛費はいらない人なんていないのか?」

と思ったかもしれない。

そんなことはない。

いる。

ただし、かなり条件付きだ。


生活防衛費がいらない人の条件

① 生活費の数年分を超える純資産がある
② 固定費が極端に低い
③ 借金がほぼゼロ
④ 暴落時でも動揺しない資産配分
⑤ パートナーも金融理解がある
⑥ 医療・保険設計が整っている

ここまで揃っていれば、

「現金を厚く持たない」戦略は成立する。


本質は“流動資産の総量”

生活防衛費を持たない人は、

実は「備えゼロ」ではない。

形を変えて持っている。

・すぐ売れる資産
・大きな投資口座残高
・高いキャッシュフロー

つまり、

総合的な流動性が十分

だから成立する。


多くの人が勘違いするポイント

「投資しているから大丈夫」

は違う。

問題は金額。

例えば生活費が月AUD 4,000の場合。

年間AUD 48,000。

投資資産がAUD 30,000しかなければ、

暴落時に売却=資産半減の可能性。

これは防衛ではない。


設計の順番

順番を間違えると事故る。

① 固定費を下げる
② 命金を確保する
③ 余剰を投資する

逆にすると、

不測時に投資を崩すことになる。


私の結論

生活防衛費がいらない人はいる。

でもそれは

既に「生活費を超える安全圏」にいる人

ほとんどの家庭はそこにいない。

だから一般論として

「生活防衛費はいらない」

は危険。

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