「生活費3ヶ月分あれば大丈夫。」
よく聞く。
でもそれは、
何を基準にした3ヶ月だ?
私は脳出血で2ヶ月意識不明だった。
じゃあ、残り1ヶ月で完全復活できるのか?
無理だ。
退院=回復じゃない。
そこからが本番だ。
身体は弱い。
判断力も鈍い。
仕事のペースも戻らない。
つまり、
停止期間+回復期間
これが本当のリスク期間。
3ヶ月という数字は、
安心感を与えるための目安だ。
でも人生の停止は、
目安通りに戻らない。
事故も病気も、
「ちょうどいい期間」で終わらない。
だから命金は、
“月数”で考えるな。
回復曲線で考えろ。
もう一つ大事なこと。
家族構成。
独身と、
子どもがいる家庭では
必要な余白はまるで違う。
固定費が高い家庭ほど、
命金の厚みが必要になる。
住宅ローン。
車ローン。
学費。
保険。
固定費が重いほど、
必要な命金は増える。
ここを無視して
「3ヶ月でOK」と言うのは雑だ。
命金は安心のためじゃない。
選択肢を守るためだ。
余白があると、
焦って決めなくていい。
余白がないと、
最悪のタイミングで動く。
これが一番危険。
私は運が良かった。
口座に約30000あった。
あれがゼロだったら、
退院直後に無理して働いていた可能性は高い。
回復を削って働く。
それは長期的にもっと高くつく。
命金は「最低ライン」を考えるな。
最悪ラインを想定しろ。
人生は突然止まる。
そして、
すぐには戻らない。
ここを直視できるかどうか。
それが設計の差になる。
このシリーズは③「お金の前提」カテゴリーにまとめています。



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