第2話|欠乏は脳を壊す

「なんでそんな選択するの?」

貧困にいる人に対して、
簡単にこう言う人がいる。

高金利のローン。
リボ払い。
衝動的な消費。

自己責任だ、と。

違う。

それは能力の問題じゃない。

帯域の問題だ。


有名な研究がある。

Scarcity

テーマは衝撃的だ。

欠乏は、人の認知能力を下げる。

金がない状態に置かれると、
脳の処理能力が奪われる。

IQが一時的に下がるレベルで。


なぜか?

頭の中がこうなるからだ。

  • 今月の家賃どうする
  • ガソリン足りるか
  • 子どもの支払いは
  • 延滞はまずい

脳のメモリが常に埋まっている。

未来を考える余白がない。


余裕がない人が短期思考になるのは
人格の問題じゃない。

構造の問題だ。

欠乏は

  • 注意力を奪い
  • 判断力を鈍らせ
  • 長期視点を壊す

つまり、

自由を考える力を奪う。


だから第1話で言った。

まず1000ドルだ、と。

1000は金額じゃない。

認知帯域を取り戻す装置だ。

脳が静かになる。

そこで初めて、

  • 投資を考えられる
  • 学び直しを考えられる
  • 転職を考えられる
  • 将来を設計できる

自己責任論は簡単だ。

でも本質は違う。

欠乏は人を弱くする。

だからまず、欠乏から一歩出る。

その入口が1000ドル。

ここまで来てやっと

「自由」という言葉に近づける。

次で核心に入る。

なぜ人は欠乏状態で
消費に走るのか。

ドーパミンの話だ 👹

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