第1話|新車を絶対に買うな。しかもローンで。
強い言い方だが、感情論ではない。
これは「構造」の話だ。
① 新車は買った瞬間に価値が落ちる
新車は登録した瞬間に中古になる。
一般的に
・1年で15〜30%下落
・3年で40〜50%下落
3万ドルの車なら、数年で1万ドル以上が消えることも珍しくない。
これは投資ではない。
高速で価値が減る消費財だ。
② そこにローンを重ねると何が起きるか
ローンで買うと、こうなる。
・車の価値は下がる
・借金は残る
・利息は増える
つまり、
減る資産 × 残る負債 × 支払利息
さらに怖いのは「逆ざや」。
車の価値よりローン残高のほうが高くなる状態。
売っても借金が残る。
これは家計にとってかなり重い。
③ なぜ人はそれでも買うのか
・「月々◯ドルなら払える」
・「みんな新車だから」
・「安全性能が心配」
・「自分へのご褒美」
ディーラーは総額ではなく“月額”を見せる。
人間は総額より月額に弱い。
今の快適さに弱い。
これは意志の問題ではなく、設計の問題だ。
④ 家計設計の視点で見ると
車は資産ではない。
固定費発生装置だ。
ローン
保険
登録費
メンテナンス
燃料
一度契約すると数年は抜けられない。
固定費は未来の自由を削る。
命金がない状態でこれをやると、
トラブルが起きた瞬間に選択肢がなくなる。
⑤ 結論
✔ 3〜5年落ち中古で十分
✔ 可能ならキャッシュ
✔ 月額ではなく総支払額を見る
✔ 命金を先に作る
車が悪いのではない。
順番を間違えるのが危険だ。
この話は③「お金の前提」シリーズとして続きます。


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