それでも電源を抜かない理由
ここまで読んでくれた人は、
きっと思っている。
「で、なんでまだ一緒にいるの?」
それ、私も何度も考えました。
電源ボタンは何度も見た。
でも、抜かなかった。
昔は、
抜けなかった。
戻る場所がないと思っていた。
子どもが小さかった。
余裕がなかった。
あの頃は、生存モード。
選択というより、耐久。
でも今は違う。
今は、
選べる。
経済的にも、精神的にも、
あの頃よりはるかに自由だ。
それでも一緒にいる。
これは大きい。
なぜか。
たぶん理由は一つじゃない。
・芋が変わったこと
・私も変わったこと
・壊れかけた時に残ったこと
・15年分の時間
そして、正直に言うと、
いなくなったら大泣きするから。
理屈より、そこ。
愛は劇的じゃない。
映画みたいな再出発もない。
でも、
「いなくなってほしくない」
が残っている。
それが今の答え。
夫婦は再起動で直るのか。
正直、分からない。
でも、
壊れかけても
アップデートを試み続ける関係は、
直るというより、
形を変えていくのかもしれない。
私たちは完成していません。
β版かもしれないし、
まだ動作確認中かもしれない。
でも、
止まっていない。
過去は消えない。
旧OSも完全には削除できない。
それでも、
最新版で向き合おうとする意志がある。
それが今の私たち。
だから今日も、
電源は抜いていません。
このシリーズは⑤-家族・人間関係の前提カテゴリーにまとめています。


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