ここ数年、日本では
お金の話が以前より
オープンになった。
NISA。
投資。
資産形成。
ニュースでも
SNSでも
お金の話題は増えている。
一見すると
金融教育が進んだようにも見える。
しかし
どこか違和感が残る。
■ 投資の話ばかり
今の金融コンテンツの多くは
投資の話だ。
株。
ETF。
NISA。
元証券マン。
元銀行。
元ファンド。
こうした人たちが
投資の話をしている。
もちろん
それ自体は悪いことではない。
しかし問題は
順番だ。
■ 本来の順番
お金の理解には
本来の順番がある。
1 お金の役割
2 収入
3 家計設計
4 貯蓄
5 リスク理解
6 投資
投資は
最後に来る。
投資は
増幅装置だからだ。
土台ではない。
■ 100年前の順番
ここで思い出したい。
羽仁もと子が
最初に取り組んだのは
投資ではなかった。
家計だった。
お金の流れを理解する。
生活を設計する。
欲望を整理する。
つまり
金融教育の土台。
■ なぜ順番が逆転したのか
理由は単純だ。
投資の話は
コンテンツとして広がりやすい。
夢がある。
数字が動く。
結果が見える。
一方で
家計
生活設計
固定費
こうした話は
地味だ。
だから語られにくい。
■ 空気はまだ残っている
日本では
お金の話は増えた。
しかし
収入
家計
生活設計
こうした
お金の前提の話は
まだ少ない。
つまり
投資の話は増えたが
前提の話は増えていない。
ここに
今の金融教育の歪みがある。
■ 次の世代に渡すもの
金融教育とは
投資の知識ではない。
お金の前提を理解することだ。
生活を設計する。
欲望を整理する。
未来を考える。
投資は
その上に乗る。
順番を間違えると
社会は歪む。
空気を読む力は必要だ。
しかし
空気に人生を渡してはいけない。
前提を疑い
言語化し
次の世代に渡す。
このシリーズの目的は
そこにある。
#日本社会 #金融教育 #投資ブーム #羽仁もと子 #前提思考
この話は「⑧-社会・制度の前提」カテゴリーにまとめてあります。


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