このシリーズでは
夫婦とお金の関係から
個人設計の二階建て
という考え方を書いてきた。
家計の話になると
よくこう言われる。
夫婦なんだから
お金は共有すべき。
確かにその通りだ。
生活は家族単位で動く。
住宅。
生活費。
教育費。
多くの支出は
家庭として発生する。
だから家計は
共有設計。
ここまでは自然な話だ。
ただし人生には
もう一つの現実がある。
人生のトラブルは
家庭ではなく
個人に起きる。
突然死。
長期の病気。
事故。
収入停止。
このとき
家庭だけの設計では弱い。
だから必要になるのが
個人設計。
家庭の設計と
個人の設計。
この二つを持つことで
人生の構造は
強くなる。
これが
個人設計の二階建て。
理想は
共有設計
+
夫の個人設計
+
妻の個人設計
という
三層設計。
でも現実には
そこまで整わない家庭も多い。
だから
二階建てでもいい。
共有設計
+
自分の個人設計
それだけでも
人生の耐久力は変わる。
そしてこの設計の中心にあるのが
命金(生活防衛費)。
命金(生活防衛費)は
不安のためのお金ではない。
人生を止めないためのお金。
もし収入が止まっても
すぐに崩れない。
慌てて判断しなくていい。
時間を作る。
その時間が
人生を守る。
私は脳出血で倒れ
ICUに運ばれた。
世帯収入は
8ヶ月止まった。
でも命金(生活防衛費)があった。
だから
人生は止まらなかった。
家計設計の目的は
資産を増やすことではない。
人生を止めないこと。
これが
個人設計の二階建て。


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