資格の亡霊|第5話 あなたを止めているのは資格ではなく恐怖

ここまで読んで、薄々気づいた人もいるはずだ。

本当に自分を止めているのは、資格なのか。

たぶん違う。

もっと正直に言うと、こうだ。

  • 失敗したら恥ずかしい
  • 食えてないと思われたくない
  • 誰に頼まれたの?と言われそう
  • 何者だよと思われそう
  • 身近な人に笑われそう

この感情の方が強い。

資格は、その恐怖を隠す言い訳になりやすい。

資格がないからまだ無理。
もう少し勉強してから。
準備が整ってから。

そう言えば、傷つかずに済む。

でも人生も進まない。


私も同じだった

困っている人がいるのは見えていた。

家計で苦しむ人。
固定費に潰される家庭。
順番を間違えて投資で焦る人。
人生が止まり、再設計できずにいる人。

救い方の技術もある程度わかっていた。

でも、その前で止まった。

資格がない。
肩書きがない。
信用がない。

そう思っていた。

でも今ならわかる。

信用がないのではなく、
笑われるのが怖かった。

見栄の亡霊。
資格の亡霊。

名前は違っても、正体は同じだった。


他人は思っているほど見ていない

これも現実だ。

あなたが投稿したこと。
募集したこと。
挑戦したこと。

驚くほど、人はすぐ忘れる。

でも本人だけが、頭の中で何度も再生して苦しむ。


小さく恥をかくと、人生は進む

最初の投稿。
最初の募集。
最初の相談。
最初の値付け。

全部こわい。

でも、一度やるとわかる。

死なない。
世界も終わらない。
むしろ景色が変わる。


資格がある人も止まる

ここも大事だ。

資格持ちでも動けない人は多い。
資格なしでも進む人も多い。

差は紙ではなく、行動だ。


あなたへ

もし今、資格がないから止まっているなら、
一度だけ自分に聞いてみてほしい。

本当に足りないのは資格か。
それとも、勇気か。


シリーズの終わりに

資格は武器になる。
学びも尊い。

でも、資格待ちで人生を止める必要はない。

途中の人間でも、誰かの役に立てる。
私もその途中にいる。

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