Motoko Hani 第7話|金融教育の忘れられた先駆者

生活から始まる金融教育

ここまで、羽仁もと子の思想を見てきた。

100年以上前の日本で、
彼女は

生活
家計
社会

というつながりを考えていた。

当時はまだ

金融教育
という言葉すら存在していなかった。

でも彼女はすでに

生活の中でお金を学ぶ仕組み

を作っていた。


お金は生活の中にある

羽仁もと子の考え方は、とてもシンプル。

お金は

投資
市場
金融商品

の中にあるのではなく、

生活の中にある

ということ。

食べること。
住むこと。
子どもを育てること。

日々の暮らしの中で、
お金の使い方は決まっていく。

だからまず整えるべきなのは

生活だった。


順番

羽仁もと子の思想を、
今の言葉で整理するとこうなる。

生活

家計

備え

この順番。

生活が整えば、
家計も整う。

家計が整えば、
将来への備えもできる。


現代の金融教育

今の金融教育は

投資
資産形成
金融リテラシー

といった話から始まることが多い。

もちろんそれも大事。

でも羽仁もと子の思想を読むと、
もう少し手前の話が見えてくる。

生活をどう作るか。

ここが整っていないと、
お金の問題は何度も繰り返される。


100年前の視点

100年以上前に書かれた言葉なのに、
今読んでも不思議なくらい新しい。

それは多分、

人の生活の構造が
大きく変わっていないからだと思う。

生活。
家計。
備え。

この順番は、
今でも変わらない。


忘れられた先駆者

羽仁もと子は、日本では

「家計簿を広めた人」

として知られている。

でももう少し広い視点で見ると、

彼女がやっていたのは

生活から始まる金融教育

だった。

100年以上前の日本で、
すでにその考え方が生まれていた。

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