このシリーズでは
日本社会の「空気」を見てきた。
暗黙の了解。
同調圧力。
失敗を先に問う文化。
そして
お金の話を避ける空気。
しかし実は日本にも
この問題に正面から向き合った人物がいる。
羽仁もと子。
100年以上前の人物だ。
■ 金融教育という言葉がなかった時代
彼女が活動していた時代には
金融教育という言葉は存在しなかった。
それでも彼女は
こう考えていた。
社会を変えるには
家庭から始めるしかない。
政治でもない。
企業でもない。
家庭。
■ 家計は教育だった
彼女が広めたのは
家計簿だった。
しかしそれは
単なる記録ではない。
お金の流れを理解する。
生活を設計する。
欲望を整理する。
つまり
お金の教育。
しかもそれを
家庭の中で実装した。
■ なぜ大きく広がらなかったのか
ここで
このシリーズの話に戻る。
日本社会には
・お金の話を避ける空気
・横並びの文化
・同調圧力
がある。
お金の話は
思想として広がりにくい。
その結果
彼女の思想は
一部のコミュニティ
(友の会など)
の中に留まり続けた。
■ しかし時代は追いついた
今の社会では
金融教育
資産形成
投資
という言葉が
当たり前のように使われている。
つまり
100年前の思想に
時代が追いついた。
■ まだ終わっていない
しかし
ここで一つの問題がある。
今の日本では
お金の話が増えた。
しかし
その多くは
投資の話。
本来の金融教育の順番とは
少し違う方向に進んでいる。
この話は
次で少し掘り下げたい。
#日本社会 #羽仁もと子 #金融教育 #家計教育 #前提思考
この話は「⑧-社会・制度の前提」カテゴリーにまとめてあります。


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