第6話|羽仁もと子とは何者か?100年前に金融教育を始めた女性

このシリーズでは
日本社会の「空気」を見てきた。

暗黙の了解。
同調圧力。
失敗を先に問う文化。

そして
お金の話を避ける空気。

しかし実は日本にも
この問題に正面から向き合った人物がいる。

羽仁もと子。

100年以上前の人物だ。


■ 金融教育という言葉がなかった時代

彼女が活動していた時代には
金融教育という言葉は存在しなかった。

それでも彼女は
こう考えていた。

社会を変えるには
家庭から始めるしかない。

政治でもない。
企業でもない。

家庭。


■ 家計は教育だった

彼女が広めたのは
家計簿だった。

しかしそれは
単なる記録ではない。

お金の流れを理解する。
生活を設計する。
欲望を整理する。

つまり

お金の教育。

しかもそれを
家庭の中で実装した。


■ なぜ大きく広がらなかったのか

ここで
このシリーズの話に戻る。

日本社会には

・お金の話を避ける空気
・横並びの文化
・同調圧力

がある。

お金の話は
思想として広がりにくい。

その結果
彼女の思想は

一部のコミュニティ
(友の会など)

の中に留まり続けた。


■ しかし時代は追いついた

今の社会では

金融教育
資産形成
投資

という言葉が
当たり前のように使われている。

つまり

100年前の思想に
時代が追いついた。


■ まだ終わっていない

しかし
ここで一つの問題がある。

今の日本では

お金の話が増えた。

しかし
その多くは

投資の話。

本来の金融教育の順番とは
少し違う方向に進んでいる。

この話は
次で少し掘り下げたい。


#日本社会 #羽仁もと子 #金融教育 #家計教育 #前提思考
この話は「⑧-社会・制度の前提」カテゴリーにまとめてあります。

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