お金は言語である|第7話 子どもに渡すべきもの

最近よく聞く言葉がある。

子どもに投資を教えよう。

金融教育を早く始めよう。

確かに
その考えは間違っていない。

社会は
ますます金融化している。

投資

契約

こうしたことを
理解する力は

これからますます
重要になる。

でも

ここで一つ
考えたいことがある。

子どもに渡すべきものは
本当に

投資の知識

だろうか。


投資は言語の一部

投資は
金融世界の一部だ。

でも

投資は
お金の言語そのものではない。

投資は

文章

だ。

文章を読むためには
まず

文法

が必要だ。


文法を知らない投資

文法を知らないまま
投資を始めると

こうなる。

  • 流行に乗る
  • 誰かの意見に従う
  • 短期の結果で判断する

これは

外国語の文章を
辞書だけで読むようなものだ。

理解は
つながらない。


文法があると世界が読める

もし

資産
負債
キャッシュフロー

この文法が理解できていれば

世界の見え方は
変わる。

例えば

住宅

保険
投資

すべてを

構造

で見ることができる。

これは

一つの知識ではない。

読み方

だ。


言語は一生使う

言語は

一度身につけると
一生使える。

英語も
日本語も

同じだ。

金融言語も
同じだ。

一度理解すれば

  • 家計
  • 投資
  • 契約

すべての判断に
役立つ。


本当に渡すもの

だから

子どもに渡すべきものは

投資銘柄でも
金融商品の知識でもない。

渡すべきものは

金融言語

だ。

お金を

恐れるものではなく
理解できるものとして

見る力。

それが

次の世代に渡せる
一番大きな教育だと思う。


このシリーズでは

お金を
知識ではなく

言語

として考えてきた。

金融教育とは

情報を増やすことではない。

世界の読み方を
身につけること。

それが

お金の言語を学ぶ
ということだ。

このシリーズは「お金の前提」にまとめてあります。

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