ICUに入るのは、一人だ。
でも——
崩れるのは、家族全体だ。
状況が分からないまま、決断を迫られる
突然のICU。
何が起きたのか分からない。
この先どうなるのかも分からない。
それでも、決断は待ってくれない。
治療。
手続き。
連絡。
次から次へと判断が必要になる。
本人は何もできない
ICUにいる本人は、何もできない。
意識がない。
判断ができない。
話すこともできない。
つまり——
すべてを家族が背負うことになる。
日常が一瞬で崩れる
それまでの生活は、全部止まる。
仕事。
家事。
子ども。
全部が同時にのしかかる。
それでも、時間は止まらない。
お金の問題がすぐに来る
ここから現実が始まる。
収入は止まる。
でも支払いは止まらない。
家賃。
住宅ローン。
食費。
固定費。
そして——
医療費。
医療費は“読めない恐怖”
入院中、夫はこう言っていた。
「医療費が無料になるとは思ってなかった」
私は永住権はある。
でも市民権はない。
制度的にどうなるか、分からなかった。
でも——
そんなこと、考えている余裕はない。
命がどうなるか分からない状況で、
医療費まで考えられるか。
無理だ。
結果的に、医療費はゼロだった。
正直、死ぬほど助かった。
でも、それは“運が良かっただけ”
医療費がゼロだった。
でも、それは結果論だ。
最初から分かっていたわけじゃない。
制度は複雑だ。
状況によって変わる。
つまり——
読めない。
ここにリスクがある。
働きたくても働けない
これも現実だ。
家族がICUにいる状態で、普通に働けるか。
無理だ。
私の場合、見守り介護が必要だった。
その結果——
旦那は働けなくなった。
つまり、世帯収入が止まる。
手続きは想像以上に重い
さらに負担になるのが、手続きだ。
病院。
保険。
政府の補助。
書類。
説明。
確認。
冷静な判断が求められる。
でも——
そんな状態じゃない。
精神的な余裕はゼロになる
常に不安がある。
このままどうなるのか。
回復するのか。
生活は持つのか。
答えは出ない。
でも、考え続けるしかない。
それでも生活は止まらない
どれだけ大変でも、生活は続く。
子どもはご飯を食べる。
家は維持しなければならない。
支払いは続く。
待ってくれない。
だから命金(生活防衛費)が必要になる
ここで初めて、答えが出る。
命金(生活防衛費)は——
本人のためだけじゃない。
家族を守るためのものだ。
ICUに入る。
本人は何もできない。
家族がすべてを背負う。
そのとき、支えるのは現金だけだ。
👉 命金(生活防衛費)の考え方はここでまとめている
https://ayalifeblog.com/inochigane-definition-emergency-fund-6-12-months/


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