このシリーズでは
「準備が整ってから子どもを産む」
という考え方について
社会の構造から考えてきた。
教育費
住宅価格
共働き社会
子育ての前提は
昔よりずっと重くなった。
日本社会には
もう一つの特徴もある。
学歴と賃金が
強く結びついていること。
学歴
↓
就職
↓
収入
この流れが
かなり強くつながっている。
その結果
子どもは
教育プロジェクト
のような存在になる。
さらに
人生の順番も
ある程度決まっている。
大学
↓
就職
↓
結婚
↓
出産
このレールから
外れることは
少しリスクになる。
そして
もう一つの前提。
社会は変わった。
でも
人間の体は変わっていない。
子どもを産める時間には
限りがある。
つまり
今の社会では
社会の前提
経済の前提
キャリアの前提
生物の前提
このすべてを
同時に考えながら
子どもを持つかどうかを
決めることになる。
これは
かなり難しい判断だ。
だから
若者が慎重になるのも
無理はない。
むしろ
とても真面目に
考えているのだと思う。
それでも
おばさんとしては
時々思う。
人生って
そんなに
計画通りに進むものだろうか。
私の人生は
だいたい
見切り発車
だった。
それでも
なんとかやってきた。
いや
やりながら
なんとかしてきた。
子どもを持つという決断は
本当に難しくなった。
誰が悪いわけでもない。
社会が悪いわけでもない。
若者が悪いわけでもない。
ただ
難しい世の中になったね。
このシリーズは⑧-社会・制度の前提にまとめていきます。


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