横並びが安心なのはなぜか。
答えは単純だ。
考えなくていいから。
・みんながそうしている
・前例がある
・失敗しても目立たない
・親も先生も勧める
その道を選べば
少なくとも
“間違った人”にはなりにくい。
子どもを産んだ瞬間、
私の中で守りの横並び思考が強くなった。
この子を失敗させたらどうする?
普通ルートから外れたらどうする?
将来困ったらどうする?
私は
“安全そうな多数派”に
寄せ始めていた。
教育制度は悪ではない。
大学も、資格も、就職も、
全部、社会の設計だ。
問題は
それを疑わずに選ぶこと。
ちょうどその頃、
ちゃんみなの曲を聴いた。
「自分の人生 自分でやって」
その一言が、腹に落ちた。
子どもの人生を守ると言いながら
私は
“自分の不安”を
横並びで覆っていただけだった。
なぜ大学?
なぜその学部?
なぜその働き方?
なぜそのローン?
この問いが消えた瞬間、
思考は止まる。
横並びの本質は
同じ道を歩くことじゃない。
問いを持たなくなることだ。
脳出血で止まったとき
はっきりした。
安全そうに見える道でも
思考を預けた瞬間
それは他人の人生になる。
横並びから降りるとは
反抗することじゃない。
孤立することでもない。
制度を壊すことでもない。
問いを持ち続けること。
それだけだ。
安心は甘い。
でも
思考停止の上に乗った安心は
静かに
人生の主導権を奪う。
私はまだ途中だ。
でも
あの歌詞は残っている。
「自分の人生 自分でやって」
この話は⑦-健康・生き方の前提シリーズの中にまとめてあります。


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