4 Ayaの’記録 実体験

AYA取り扱い説明書(可動式OS編)

AYA取り扱い説明書|第6話

― 脳出血後、狂った才能が解禁された ―脳出血を経験してから、「失ったものは何か?」とよく聞かれる。正直に言うと、分かりやすく失ったものもある。体力は落ちたし、無理はきかないし、以前と同じスピードでは動けない。でも同時に、はっきり外れたもの...
AYA取り扱い説明書(可動式OS編)

AYA取り扱い説明書|第5話

― 「どうでもいい枠」に入りがち ―昔から不思議だった。なぜか私は、「正しいかどうか」より「本物かどうか」に反応する。世間的に評価が高い無難ちゃんとしているこういうものには、あまりゾクゾクしない。逆に、日本基準だとちょっとアウト説明不足分か...
AYA取り扱い説明書(可動式OS編)

AYA取り扱い説明書|第4話

― 日本が嫌いになったわけではない ―先に言っておく。私は日本が嫌いになったわけじゃない。今でも好きだし、たぶんこれからも好き。清潔さも、細やかさも、言葉の美しさも、ごはんのレベルの高さも。全部、本当。じゃあなんで「日本のやばさが見えすぎる...
AYA取り扱い説明書(可動式OS編)

AYA取り扱い説明書|第3話

― 26歳、外に出たら前提が壊れた ―26歳で、日本の外に出た。大きな決意があったわけでも、日本が嫌だったわけでもない。流れ。タイミング。気づいたら外にいた。で、最初に思ったのがこれ。あれ?世界って、思ってたより雑じゃない?人は時間に遅れる...
AYA取り扱い説明書(可動式OS編)

AYA取り扱い説明書|第2話

― 環境適応力が異常に高い ―日本にいた頃、私はわりと頻繁に転勤していた。場所が変わる。人が変わる。ルールも、空気も、微妙に変わる。でも毎回思ってたのは、「まあ、こんなもんか」。引っ越し先ではまず空気を読むローカルルールを把握する出しゃばら...
AYA取り扱い説明書(可動式OS編)

AYA取り扱い説明書|第1話

― 初期設定:お気楽女、問題なく日本で生きる ―25歳までの私は、いたって普通に日本で生きていた。生きづらさ?感じたことない。空気は読むし、場のルールもすぐ覚えるし、人間関係もわりと円滑。学校も仕事も、「まあこんなもんでしょ」で普通に楽しか...
脳出血

やっと自分の番が来たので、静かにします|6話目

脳出血は、完全なバトンタッチだった私が脳出血を起こしたとき、最初はただ「大変なことが起きた」それだけだった。病名は重いし、回復には時間がかかるし、生活も一変した。でも少し時間が経ってから、はっきり分かったことがある。これは不運な出来事という...
まとめ

正気の人は、海に住めない

—— ボート暮らしで見た“理性の底”|①〜④まとめここまで、ボート暮らしで見た**“理性の底”**を4つ書いてきた。どれも、大事件じゃない。ニュースにもならない。でも共通しているのは、一線を越えていないだけという事実だ。① 正気の人は、海に...
ボート生活

夜中、ボートの横で浮いていた男

—— ボート暮らしで見た“理性の底”4夜中だった。静かすぎて、逆に落ち着かない時間。ふと外を見ると、ボートのすぐ横に、人が浮いていた。動かない。声も出さない。ただ、水面に浮いている。正直、死んでいると思った。「もしも」を考える前に動くパニッ...
ボート生活

朝、落書きで知った現実

—— ボート暮らしで見た“理性の底”3私たちは、寝ていた。夜中、島に渡ってきたティーンたちがいて、ボートに忍び寄り、スプレーで大きな落書きをしていた。その間、私たちは普通に眠っていた。朝になって、外に出て、初めて気づいた。一番怖いのは「何も...