4 Ayaの’記録 実体験

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2-29|夜中のChristchurch

夜中に、Christchurchに着いた。翌朝、キャンピングカーを受け取る予定だった。芋は、空港で夜を明かすつもりだったらしい。でも、横になれる場所はなかった。結局、真夜中に芋とアルビーが空港の近くを歩き回って、宿を決めてきた。私は、正直、...
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2-28|家族で、ニュージーランドへ

最初は、芋と子ども二人の三人旅の予定だった。飛行機も、その三人分だけ予約していた。私は、行かない前提だった。行けるかどうか、分からなかったし、無理をする気もなかった。でも、ある日、急に指がうずうずした。画面を見ていて、気づいたら自分の航空券...
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2-27|極端なポジティブが始まった

ミシン室に慣れてきた。泣いたあと、何かが切り替わった。期待を持たなくなった。前みたいに戻ろうとしなくなった。比べるのをやめた。私は、ここにいる。それでいい。できないことは増えた。でも、残っているものもあった。座って仕事ができる。給料が出る。...
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2-26|翌日、ミシン室が天国に変わった

翌日も、ミシン室に行った。同じ場所。同じ音。うるさいのは、変わらない。機械の音は、ずっと鳴っている。でも、昨日とは違った。座って作業できた。立ちっぱなしじゃない。冷房が効いていた。ペースは遅い。でも、誰にも急かされない。取り返そうとしなくて...
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2-25|ミシン室へ

ある日、理由ははっきり伝えられた。「ミシン室に行ってくれ」それだけだった。配置換えじゃない。調整でもない。左遷だと、すぐに分かった。私は、その場で何も言わなかった。反論もしない。質問もしない。できているつもりだった自分と、判断された現実が、...
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2-24|違和感

復職して、しばらくして。小さな違和感が出てきた。大きな失敗じゃない。怒られることもない。ただ、噛み合わない。説明を聞いているのに、頭に残らない。確認したつもりが、抜けている。私は、焦っていた。早く、前の自分みたいに働かなきゃいけない。その気...
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2-23 ダメもとで、前の職場に連絡した

車の運転を再開した頃と、同じ時期だった。前の職場に、連絡してみようと思った。電話じゃない。メッセージだった。理由は、はっきりしていない。準備が整っていたわけでもない。自信があったわけでもない。ただ、このまま何もしないのは違う気がした。ダメも...
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2-22 半年たって、運転を再開した

半年たって、車の運転を再開した。怖さは、なかった。緊張も、ほとんどなかった。それが、今思うと一番おかしかった。ハンドルを握って、エンジンをかけて、普通に走り出した。信号も、標識も、見えていた。だから、大丈夫だと思った。でも、大丈夫じゃなかっ...
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2-21 電車で、ブリスベンへ

大切な友人に会いに行くためだった。別の大切な友人と、電車に乗った。運転は、まだできない。でも、切符だけは先に買っていた。GO CARD。それが、少しうれしかった。電車の中は、情報が多い。人の流れ。アナウンス。窓の外の速さ。全部を追うと疲れる...
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2-20 芋が、手をつないでくれていた

外を歩くとき、芋は手をつないでくれていた。言葉はなかった。「大丈夫?」とも聞かなかった。ただ、手がそこにあった。私は、まだ自分の感覚を信用できていなかった。ふらつくかもしれない。急に疲れるかもしれない。でも、手をつながれている間は、考えなく...