脳出血

脳出血

やっと自分の番が来たので、静かにします|6話目

脳出血は、完全なバトンタッチだった私が脳出血を起こしたとき、最初はただ「大変なことが起きた」それだけだった。病名は重いし、回復には時間がかかるし、生活も一変した。でも少し時間が経ってから、はっきり分かったことがある。これは不運な出来事という...
ヒーリング 癒し

【ここで、いったんお休み】癒しの工程は、今ここまで

このシリーズは、ここでいったんお休みにする。理由はシンプルで、ここが今の現在地だから。泣いて書く工程は、もう通った。事実を掘る工程も、一通り出した。今は、止まれない思考が楽しくて、癒しが加速している感覚がある。だから、これ以上は書かない。無...
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【第8話】癒しの工程・加速期

――止まれない思考は、回復の失敗じゃなかった今、私は走り続けている。止まれない。思考の回転が速い。次から次へ、言葉が出てくる。でも、しんどくない。楽しい。正直、脳出血のあと、思考は一度リセットされたと思っていた。前みたいに考えられない。集中...
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【第7話】癒しの工程

できないわけじゃない、ただ異常に疲れる――後遺症は、日常に溶け込んでいる軽いめまいが、日中ずっとある。ぐるぐる回るわけじゃない。倒れるほどでもない。ただ、脳の置き場所が1mmずれている感じ。それが、ずっと続いている。左手に、軽い麻痺がある。...
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【第6話】癒しの工程

それでも日常は続いていく――何も解決していないまま再発は怖い。体調にも、常に気を配っている。だからといって、生活が止まるわけじゃない。朝は来る。洗濯は溜まる。ご飯は作らないといけない。子どもは学校に行き、帰ってくる。用事は増え、時間は過ぎる...
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【第5話】癒しの工程

再発が怖いという感覚――ネガティブじゃない、綱渡りの毎日正直に言う。再発は、今も怖い。これはたまに思い出す不安じゃない。発作的な恐怖でもない。もっと静かで、もっと日常に溶け込んだもの。健康には、細心の注意を払っている。血圧。体調。睡眠。小さ...
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【第4話】癒しの工程

それでも書き続けた理由――前に進むために、必要な工程だった正直に言うと、私はすでに一度、脳出血からの一通りの流れを投稿している。泣きながら書いた投稿も、何本もある。感情が溢れて、途中で止まった文章もある。それを見て、「なんでそこまで?」と思...
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【第2.5話】癒しの工程

――救急車の中で、私が残した最後の言葉この日は、子どものスクーターの試合の日だった。カイトは、自分のRUNをちょうど終えた直後だった。救急車に、カイトが同乗していた。それは後から知った事実だ。当時の私は、記憶がない。だからこれは、私の記憶じ...
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【第3話】癒しの工程

ICUの写真は、なぜ出さない選択肢がなかったのか――記憶を改ざんさせないために正直に言うと、ICUの写真を見るのは、今でもきつい。そこに写っているのは、「大変だった頃の私」なんて生ぬるいものじゃない。記憶は、ゼロ。頭はホチキスで縫われ、ステ...
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【第2話】癒しの工程

世界はサカサマ!――癒しの工程は、事実から始まった正直に言うと、そのチャンネルの主と私は同じ状態ではなかった。向こうは片麻痺がある。私は、そこまでの麻痺は残っていない。症状も、生活の制限も、見た目の回復度も、違う。だから「私と同じ」だとは思...