家計設計屋

3-58|唐揚げ事件

唐揚げは、ちゃんと食べた。問題は、残り香。それに、検疫犬が過剰反応した。荷物は、全部調べられた。検査官に、言われた。「嘘ついてたらどうなるか分かってるよね?」……脅し。やましいことは何もない。でも、普通にビビった。時間がかかって、やっと入国...
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3-57|帰国の日と、唐揚げの伏線

オーストラリアへ戻る日。姉が、空港まで送ってくれた。最後まで、食い意地は止まらない。空港で買った唐揚げ。これが、オーストラリア入国時に悲劇を生むことも知らずに。涙の別れ?もちろん、ない。しんみりも、感傷も、なし。淡々と、姉と別れた。こういう...
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3-56|同じ病名、違う日常

親友の父も、脳出血のサバイバーだ。ただ、麻痺は強いと聞いた。彼女は、父と同居している。日常の中で、介護も担っている。詳しい話は、しなかった。でも、それだけで十分だった。同じ病名でも、回復も、生活も、同じにはならない。私は、たまたまここにいる...
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3-55|最高の締め

その晩は、友人と一緒にホテルに泊まった。それから、またたくさん話した。彼女は、わざわざ長野から来てくれた私の親友。翌朝、一緒に焼き魚定食を食べて、解散した。特別なことはしていない。でも、これ以上ない締めだった。最高の日本滞在だった。#aya...
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3-54|横浜で騒いだ夜

帰りの日程も、残り少なくなってきた。函館から、横浜 へ。姉と私、それぞれ友人を一人ずつ。その二人も、昔からの共通の友人。四人で、横浜中華街へ行った。食べて、飲んで、騒いだ。深い話は、しない。近況と、笑い話だけ。こういう夜が、久しぶりだった。...
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3-53|函館に、味方がいた

函館で、彼女がお茶に誘ってくれた。古民家を改装した喫茶店。まさに、日本という空気。抹茶とあんみつ。最高だった。そのあと神社へ行き、立待岬へ。天気もよく、眺めは本当に素晴らしかった。喫茶店で、大沼の話をした。母に反対されたことも。彼女は、間を...
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3-52|函館の母 日本

函館に、母の友人がいる。私の世代で、私の友人でもある人。母を通して知り合った。私は函館出身じゃない。だから、函館での友人は彼女だけだ。この人は、キー人間だ。昔、母と同じマンションに住んでいた。子どもは三人。小さい頃、函館ファミリーサポートを...
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3-51|最初の二件、そして終わり 日本

最初に見たのは、大沼にある「緑の村」のボロ屋だった。安かったし、どんなボロ屋か見てみたかった。立地は、本当に素晴らしい。緑に囲まれて、いかにも別荘地。でも、家は住める状態じゃない。リノベーションでどうにかなるレベルでもない。取り壊して建て替...
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3-50|反対の旗を掲げたまま 日本

別荘を、早速見に行くことにした。反対している母も、反対の旗を掲げたまま付いてきた。説得されたわけじゃない。納得もしていない。ただ、同行した。叔父にも一緒に来てもらった。母にとっては、母の味方が一人いる、という状態。それだけで、心強かったんだ...
aya story

3-49|大沼という、ひらめき 日本

大沼 に別荘を買おう、と急にひらめいた。思いついた瞬間、もう調べ始めていた。ここで大失敗。このひらめきを母と共有してしまった。母は即反対。「絶対、買わないで」。私はいいアイディアだと思っていた。函館市内から30分くらいだし、何かあったらすぐ...