投資

家計設計屋

第5話|戻らないと決めた理由 投資

ここまで来て、もう一度だけ、自分に問い直した。なぜ、制度の外に出たのか。なぜ、自分名義で動かす場所を選んだのか。理由は、意外とシンプルだった。一つ目は、今の労働で対価を得ることの限界。時間を使って、体を動かして、その対価としてお金を得る。こ...
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第4話|増やす前に、使い道を決めた 投資

正解探しをやめて、自分で決める場所に立った。そこで次に気づいたのは、増やし方より先に、決めていないものがあったということ。それは、何のために使うお金なのか、だった。老後のため。安心のため。自由のため。言葉はいくらでも出てくる。でも、どれも輪...
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第3話|正解探しを、やめた日 投資

自分名義で動かす場所に立って、最初にぶつかったのは「何を選ぶか」じゃなかった。どれが正解か分からないその状態そのものだった。調べれば調べるほど、情報は増える。成功例も失敗談も専門家の意見も全部それっぽく見える。でも、見れば見るほど決められな...
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第2話|共有できない前提で、設計し直した 投資

正直に言うと、Superの状況を夫婦で当たり前に共有できている家庭は、うらやましい。残高も、運用状況も、将来の見通しも、同じ画面を見ながら話せる。それは生活を設計する上では、かなり有利だと思う。私たちは、そうじゃなかった。共有しようと思えば...
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第1話|Superでは、足りなかった 投資

Superは見直した。制度も分かった。選択肢も把握した。やるべきことは、やったと思う。それでも正直、これで老後が見えた感覚はなかった。安心したわけでもないし、終わった感じもしなかった。ただ「最低限はやった」それだけだった。Superは悪くな...
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第4回|失敗できる年齢には、期限がある 投資

「失敗してもやり直せばいい」よく聞く言葉だ。確かにそれは間違っていない。でも、ひとつ抜けている前提がある。失敗には、やり直せる年齢の範囲がある。若い頃の失敗は、時間で回収できる。多少遠回りしても、経験として積み上がり、後から意味を持つことも...
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第3回|庶民にとって投資は「増やす」より「慣れる」 投資

投資の話になると、どうしても「いくら増えたか」に目が行く。もちろん、お金が増えるに越したことはない。でも、庶民にとって投資の本当の価値は、最初からそこじゃない。庶民に必要なのは、まず「増やす」ことじゃなく、慣れること。・お金を市場に出すこと...
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第2回|「勉強してから投資」は、一生始まらない 投資

投資の話をすると、必ず出てくる言葉がある。「もう少し勉強してから」「ちゃんと分かってから始めたい」気持ちは分かる。私も昔はそう思っていた。でも今は、はっきり分かる。その言葉を選んでいる限り、投資は一生始まらない。理由は単純だ。投資において「...
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第1回/今日が一番若い日。だから投資は「今」しかない。投資

「今日が一番若い日」前は、よくある言葉だと思っていた。でも今は、きれいごとじゃなく、ただの事実として受け止めている。最近はもう、迷っている時間も、やらないという選択肢も、手元にない。投資も同じ。というより、投資こそ「今」じゃないと意味がない...
友の会

投資という言葉を聞かずに育った私が、今 子どもに投資の話をする理由

私は、いわゆる「友の会の母」の思想のもとで育った。家ではお金の話はよく出ていた。家計、予算、貯蓄、身の丈。生活をどう回すか、どう守るか。ただ、不思議なくらい、「投資」という言葉を一度も聞いたことがなかった。親戚筋からも同じだった。株、不動産...