多様性

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日本人が宗教問題を「他人事」にできる理由|6話目

それでも今、日本で何が起きているのかここまで書いてきた「日本では宗教問題が爆発しにくい」という前提。実は今、静かに崩れ始めている。最近、日本で目に見える形で話題になっているのが、・イスラム系移民・クルド人コミュニティ・公共空間での礼拝(お祈...
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日本人が宗教問題を「他人事」にできる理由|5話目

なぜ日本では宗教対立が「爆発」しにくいのか宗教対立は、なぜ一部の国では爆発し、日本では起きにくいのか。結論から言うと、日本では対立が表に出る前に消えていくからだ。たとえば 日本 には、衝突を未然に弱める仕組みがいくつも重なっている。意図して...
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日本人が宗教問題を「他人事」にできる理由|4話目

空気で止める日本、制度で止めるオーストラリアここまで読むと、こう思うかもしれない。「それ、オーストラリアも同じじゃない?」その感覚は正しい。結論は同じ。やり方が違うだけ。日本と オーストラリア は、宗教への態度で同じ前提を持っている。宗教は...
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日本人が宗教問題を「他人事」にできる理由|3話目

なぜ日本では「宗教を理由にした特別扱い」が通りにくいのか日本では、宗教を理由にした特別扱いが、ほとんど通らない。これは排除でも差別でもない。社会の前提の話だ。たとえば 日本 では、はっきり書かれていなくても共有されている感覚がある。・ルール...
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日本人が宗教問題を「他人事」にできる理由|2話目

日本人の「無宗教」は、本当に無宗教なのか日本人はよく言う。「私、無宗教です」でも、それは信仰がないという意味だろうか。たとえば 日本 で生きていると、誰もが無意識に守っているものがある。・空気を読む・和を乱さない・みんなと同じでいる・目立た...
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日本人が宗教問題を「他人事」にできる理由|1話目

信仰がないから平和、は本当か?日本人は、宗教問題をどこか他人事として見ている。海外で起きる宗教対立やテロのニュースを見て、「大変だね」とは思う。でも、自分の生活に直結する感覚はほとんどない。なぜか。結論から言うと、日本では宗教がアイデンティ...
まとめ

無宗教だから見えた、宗教が一番ややこしい理由|まとめ

このシリーズで一貫して書いてきたのは、「宗教が良いか悪いか」ではない。多様性国家は、宗教をどう“運用”しているかただそれだけだ。宗教は「尊重される」でも「混ざらない」多様性国家では、宗教は最大限に尊重される。信じる自由。祈る自由。属する自由...
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無宗教だから見えた、宗教が一番ややこしい理由|8話目(最終話)

無宗教という立場が、なぜ一番フラットで強いのかここまで書いてきて、あらためて思う。宗教の話は、どちら側に立つかでほぼ全ての見え方が変わる。信じる側。守りたい側。傷ついた側。どれも正しい。でも、全部は同時に持てない。私は無宗教だ。信仰もない。...
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無宗教だから見えた、宗教が一番ややこしい理由|7話目

宗教を理由に「特別扱い」を求めたとき、何が起きるか多様性国家は、宗教を尊重する。でも、特別扱いはしない。この線を越えた瞬間、一気に空気が変わる。たとえば、こんな要求。・宗教上の理由でルールを免除してほしい・自分たちの行事を学校行事に組み込み...
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無宗教だから見えた、宗教が一番ややこしい理由|6話目

子どもが一番しんどくなる理由宗教の話で、いちばん負荷を背負うのは誰か。大人でも国家でも制度でもない。子どもだ。宗教は、大人が自分で選ぶ分には自己責任で済む。でも子どもは違う。生まれた瞬間に、家族の宗教を先に背負わされる。選んでいないのに、名...