1 前提 構造 世界

修羅場

第6話|修羅場の記憶が、ところどころ抜けている理由

修羅場の頃の話をすると、よくこう言われる。「その時、何考えてた?」「どうやって乗り切ったの?」正直に答えると、覚えていない部分が多い。記憶が曖昧なのは、異常じゃない修羅場を経験した人の多くが、同じことを感じている。・日々の記憶が飛んでいる・...
修羅場

第5話|修羅場で「助けて」と言えなかった理由

修羅場にいた頃を思い出すと、あとからこう思う人が多い。「なんで、もっと助けを求めなかったんだろう」「誰かに頼めばよかったのに」でも、あの時の自分を責める必要はない。修羅場では、「助けて」が言語化できない修羅場にいると、頭の中はこうなっている...
修羅場

第4話|修羅場では、「ちゃんとする」が人を壊す

修羅場に入ると、人は無意識にこう思う。「ちゃんとしなきゃ」「母親なんだから」「私が踏ん張らなきゃ」この「ちゃんと」が、一番危ない。修羅場で「ちゃんと」は成立しない修羅場って、そもそも通常運転じゃない。睡眠不足予測不能余裕ゼロ回復時間なしこの...
修羅場

第3話|正論が一番きつかったのは、修羅場の中だった

修羅場にいる時、一番しんどかったのは何か。寝不足でも体力でも忙しさでもない。正論だった。正しいことほど、受け取れない時期がある「今だけだから頑張って」「みんな通る道だよ」「子どもは可愛いでしょ」「幸せなはずだよ」どれも、間違っていない。悪意...
修羅場

第2話|修羅場では、「自分が消えた」と感じる

修羅場の記憶を振り返ると、多くの人が同じことを言う。「自分が消えてた気がする」「感情がなかった」「何を考えてたか覚えてない」でもそれ、異常でも欠陥でもない。修羅場で起きているのは「喪失」じゃないあの時、自分を失ったわけじゃない。一時的に、し...
修羅場

第1話|子育ての修羅場は、乗り越えるものじゃない

子育ての修羅場って、よく「乗り越えた」「成長できた」と語られる。でも私は、この言い方にずっと違和感があった。修羅場の最中、人は前を向けない修羅場にいる時、人は振り返れない。学びも意味づけも反省もできない。できるのは、ただ一つ。今日を回すこと...
家計設計屋

第11話(最終話)|余白だらけの今の私は、幸せだ

「幸せになりたい」昔の私は、たしかにそう思っていた。でも今は、もうその言葉を使わなくなった。幸せを追わなくなった理由幸せを追っていた頃の私は、だいたい疲れていた。・ちゃんとしなきゃ・前向きでいなきゃ・感謝しなきゃ・足りないものを埋めなきゃ気...
家計設計屋

第10話|幸せを感じている時、人は幸せを語らなくなる

不思議だけど、本当に幸せな時ほど、人は「幸せ」について語らなくなる。幸せアピールが多い時期がある人生には、やたらと幸せを語りたくなる時期がある。・今、満たされている・ちゃんとやれている・幸せであることを確認したいこれは悪いことじゃない。回復...
家計設計屋

第9話|幸せは「増やす」ものじゃなく、「削らない」もの

幸せについて考えると、人はつい「増やそう」とする。もっと前向きにもっと感謝してもっと満たされてもっと手に入れてでも私は、今はっきり思ってる。幸せは、増やすものじゃない。幸せを削っている正体は、だいたい決まっている幸せを感じられない時、足りな...
家計設計屋

第8話|「YOU SHOULD BE HAPPY」は、間違ってなかった

あの頃、「YOU SHOULD BE HAPPY」と言われて、私は腹が立った。でも今なら、はっきり言える。あの言葉は、間違っていなかった。正しい言葉が、正しいとは限らない「YOU SHOULD BE HAPPY」意味としては、正しい。誰だっ...