家計設計屋

前提

シリーズ|前提の外に出た話【第48話】

「壊れてから立て直すより、壊れない前提を作る」限界までやって、壊れて、そこから立て直す。それを美談にしがち。結論から言う立て直せるかどうかより、壊れない前提があるかどうか。なぜ「立て直し前提」は危険か壊れてからの立て直しは、時間がかかる周囲...
友の会

次章|特殊だけど、よくある話

我が家のケースは、正直かなり特殊だと思う。国際結婚。ボート生活。役割分離。個人資産と共同口座の分離。同意を前提にしない設計。でも、ここまで書いてきて一つはっきりしたことがある。構造は、めちゃくちゃ多い。・話し合っても決まらない・前提が共有で...
友の会

友の会|終話|ここで、いったん終わりにする

ここまで書いてきて、もう十分だと思った。友の会について、これ以上説明する必要はない。思想を語るつもりも、正しさを広めるつもりも、最初からなかった。私が書きたかったのは、生活がどう回ってきたかその経路だけ。母の選択。生活団の時間。嫌っていた時...
前提

友の会|十八話|思考が、一本につながった

この出来事を境に、私の思考ははっきりと整理された。何が起きていたのか。なぜ苦しかったのか。どこで詰まっていたのか。全部、前提の話だった。話し合いが足りなかったわけでも、努力が足りなかったわけでもない。前提を混ぜていた。共有できない前提を、共...
友の会

友の会|十七話|説明はした。でも、同意は求めなかった

不運が、重なった。株式取引に登録した書類が、郵便で届いた。芋が、それを見てしまった。取引を始めたタイミングで、銀行から芋にメッセージも届いた。……あー。やっちまった。正直、そう思った。でも、ここで逃げる選択肢はなかった。これはもう、説明義務...
友の会

友の会|十六話|同意がなくても、設計はできる

誤解されやすい話をする。設計は、全員の同意がなくてもできる。これは、独断でも、支配でも、裏切りでもない。前提が共有できないと分かったとき、残る選択肢は二つしかない。一つは、同意を得られるまで待つ。もう一つは、自分の役割だけを引き取って、設計...
友の会

友の会|十五話|前提が分かれた場所で

役割が、きっかり確定した。芋は、将来の話ができない。それは欠点じゃない。前提だ。芋の前提は、「今しか見ない」。今日が回ればいい。今が楽しければいい。一方で私は、長期計画に切り替えた。ここで、前提は完全に分かれた。だから、私が投資を始めない理...
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友の会|十四話|共有できないと、理解した日

話し合えば、前提は共有できる。ずっと、そう思っていた。でも、何度話しても噛み合わなかった。そこで、ようやく理解した。これは、話し合いの問題じゃない。前提そのものが違う。しかも、共有は不可能だということ。それが分かった瞬間、私は吹っ切れた。理...
友の会

友の会|十三話|前提が、噛み合っていなかった

私が育った家庭環境と、私が作った家庭環境は、あまりにも違っていた。なんとなく、お互いが働いたお金を共同口座に入れて、そこから生活費を出す。口座は、共同口座が一つだけ。話し合って決めたわけじゃない。ルールを作ったわけでもない。なんとなく、流れ...
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友の会|十二話|前提を、使えていなかった

正直な話をする。私自身、この前提を使えていなかった。国際結婚をして、家庭を作った。でもそこには、前提がなかった。・家計は誰が握るのか・夫は働き続ける前提なのか・家計はオープンにするのかどれも、決まっていなかった。友の会の前提を知って育ったは...