思考の保管箱

前提

シリーズ|前提の外に出た話【第60話】

「プロは、勝とうとしない」勝ちたい。評価で上に行きたい。結果を取りたい。気持ちは分かる。でも——プロは、そこを目標にしない。結論から言うプロは、勝とうとしない。“負けない位置”に立ち続ける。なぜ「勝とう」とすると崩れるのか勝ちを狙い始めると...
前提

シリーズ|前提の外に出た話【第59話】

「プロは、“今すぐ決めない”を武器にする」早く決めて。即答して。判断が遅い。仕事の現場では、スピードが正義に見える。結論から言うプロは、“今すぐ決めない”を武器にする。ただし、即決していい場面も知っている。なぜ即決が危険になることがあるのか...
前提

シリーズ|前提の外に出た話【第58話】

「プロは、感情を“判断材料”にしない」腹が立った。不安になった。焦った。人だから、感情は出る。でも——プロは、そこで決めない。結論から言うプロは、感情を“判断材料”にしない。感情は“状態確認”に使う。なぜ感情で決めると事故るのか感情で判断す...
前提

シリーズ|前提の外に出た話【第57話】

「プロは、失敗を“共有”しない」失敗しました。ミスりました。反省してます。正直で、誠実で、良い態度に見える。でも——プロは、そこを表に出さない。結論から言うプロは、失敗を“共有”しない。処理する。なぜ失敗共有が危険になるのか失敗をそのまま共...
思考の保管箱

追伸  最近思う。このブログ自体も、私にとっては遺言の一部なのかもしれない。

何を大事にして、どんな前提で判断してきたか。それを、その時々の言葉で残している。法的な効力はない。でも、もし何かあった時、「なぜそうしたのか」を説明する役割は果たせる気がしている。遺言は、財産の話だけじゃない。思考の置き場所でもある。
子育て

補足として、ひとつ大事なことを書いておきたい

ここまで、差別についていくつかの記事を書いてきた。ただ、誤解されたくないことが一つある。正直に言うと、私はこの20年間、いわゆる悪質な差別をほとんど経験していないと思っている。もしくは、私自身の鈍感力がかなり優れているのか。たぶん、その可能...
子育て

第6話|「普通」を持たない子どもは、案外しなやかだ

「普通だったらさ」「みんなはさ」子どもが小さい頃、大人はよくこの言葉を使う。でも、うちの子たちは最初から「普通」を持っていない。アジア人ハーフで、ボートに住んでいて、暮らしも学校も、どこかいつもズレている。だからたぶん、「普通に当てはまろう...
子育て

第5話|うちの子たちは、どう立ち回っているんだろう

うちの子たちは、アジア人ハーフで、しかもボートに住んでいる。冷静に考えると、差別やいじめの対象としては、ネタにしやすい条件が全部そろっている。見た目。名前。家庭環境。生活スタイル。「普通」からは、確実に外れている。だから正直、私はずっと思っ...
子育て

第4話|慣れたんじゃない。選べるようになった

よく言われる。「慣れたんでしょ?」海外で長く暮らして、差別っぽいものに反応しなくなったと言うと、そう聞かれる。でも、違う。慣れたんじゃない。選べるようになっただけ。昔は、全部拾っていた。違和感も、雑な言葉も、微妙な態度も。拾って、考えて、飲...
子育て

第3話|たぶん浴びてる。でも、私のところまでは下りてこない

差別は、大人になってから出会うものだと思っていた時期があった。でも実際は、子どもの方が、ずっと早く出会う。名前。見た目。アクセント。国籍の決めつけ。海外で暮らしていれば、ゼロなはずがない。たぶん、うちの子もそういう言葉を浴びていると思う。た...