思考の保管箱

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第4話|海外では「とりあえず大学」が成立しない理由

オーストラリアやイギリスで「とりあえず大学へ行く」という選択は、ほとんど成立しない。理由は思想でも意識の高さでもない。制度と現実が、そうさせない。まず、学費。海外では大学=高コストがはっきりしている。・学費は安くない・生活費もかかる・多くは...
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みんな知ってる。でも、誰も渡してない話|第14話

――余白を削ると、判断が死ぬ余白がない状態で「ちゃんと考えよう」は、ほぼ無理。これは気合の問題じゃない。構造の問題。余白がないと、判断力は落ちる余白が削られると、人はこうなる。・即断が増える・短期でしか見えなくなる・極端な選択をしやすくなる...
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みんな知ってる。でも、誰も渡してない話|第12話

――善悪で考えると、必ず詰む理由問題が起きたとき、人はつい善い/悪いで考えたくなる。・どっちが正しいか・どっちが間違っているか・誰が悪いか一見、整理しているようで、実は一番詰みやすい思考。善悪は、解決を遅らせる善悪で考え始めると、こうなる。...
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みんな知ってる。でも、誰も渡してない話|第13話

――感情を前提にすると、壊れる理由感情は大事。これは間違いない。でも感情を前提に設計すると、必ず壊れる。感情は、安定しない感情には特徴がある。・体調で変わる・状況で揺れる・疲れると荒れる・余裕があると優しくなるつまり再現性がない。再現性がな...
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第3話|ブルーカラーの地位と賃金が壊したもの

「とりあえず大学」がここまで強固になった理由。それはブルーカラーの地位と賃金が、長年低く設計されてきたから。日本では、いつの間にかこんな前提が刷り込まれた。・手を動かす仕事=下・大学に行かない=負け・現場仕事=一生安月給でもこれは能力の話で...
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第2話|30年変わらなかった“進路OS”

今の進路の空気って、実は30年前とほとんど同じだ。・いい大学・いい会社・安定・脱落しないことこの並び、90年代で完成して、そのままアップデートされていない。おかしいのは、現実はとっくに変わっていること。・終身雇用は崩れ・年功序列は形骸化・大...
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第1話|「とりあえず大学」は、誰の不安か

「とりあえず大学へ行こう」この言葉ほど、思考を止める魔法の呪文はない。子どもに聞く。「何学びたいの?」返ってくる答えはだいたい決まっている。・まだ分からない・みんな行くから・就職に有利だからここで多くの大人は思う。「まあ、大学で見つかるかも...
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夢が高すぎるんじゃない。給料が低すぎる|十話目(最終話)

― じゃあ私たちは、どこで夢を見るのか ―ここまで、日本の給料、雇用、前提を感情ではなく構造で見てきた。その上で、最後に残る問いはこれだ。じゃあ、私たちはどこで夢を見るのか。一つ、はっきりしていることがある。夢を見る場所は、一つである必要は...
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夢が高すぎるんじゃない。給料が低すぎる|九話目

― 日本は「稼ぐ国」ではなく、「整える国」になった ―日本がダメになった、という話をしたいわけじゃない。むしろ逆だ。日本は、役割が変わった。かつての日本は、・働けば伸びる・作れば売れる・長くいれば報われる「稼ぐ」ことに、国家全体が最適化され...
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夢が高すぎるんじゃない。給料が低すぎる|八話目

― 「安定」の正体は、本当に安心なのか ―日本の雇用を語るとき、必ず出てくる言葉がある。安定。安定した会社。安定した収入。安定した人生。それは悪いものじゃない。むしろ、多くの人を守ってきた。でも、一度立ち止まって考えたい。その安定は、今も安...