前提

AGED CARE 高齢者介護

日本のブルーカラーの仕事の地位と賃金の疑問【2.75話】

──オーストラリア介護は、なぜ「NDISだけ」稼げるのか。ここで、もう一段深い話をする。オーストラリアの介護職は稼げる。──ただし、NDISに限る。AGED CAREは、もう別物。というか、構造的に無理。これは能力の差でも、努力の差でもない...
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日本のブルーカラーの仕事の地位と賃金の疑問【2.5話】

──技術系で独立すれば、日本でも稼げるのか?ここで、よく出てくる疑問。「日本でも、技術系で独立してる人は稼げてるよね?」これは半分正解で、半分はかなり危険な誤解。結論から言う稼げている人は、確かにいる。でもそれは、誰でも再現できる話ではない...
前提

日本のブルーカラーの仕事の地位と賃金の疑問【2話目】

──海外では、なぜ現場仕事が高給なのか。1話目では、日本のブルーカラーの賃金が低い理由は能力ではなく設計ミスだ、という話をした。じゃあ次の疑問。同じ仕事をしているのに、なぜ海外では給料も地位も高いのか。答えはシンプル。賃金の決め方が、そもそ...
前提

日本のブルーカラーの仕事の地位と賃金の疑問【1話目】

──これは能力の話じゃない。設計ミスの話だ。日本のブルーカラーの仕事。工場、建設、物流、介護、清掃、メンテナンス。正直に言う。これ全部止まったら、社会は一瞬で詰む。それなのに、地位は低い。賃金は上がらない。「代わりはいくらでもいる」扱い。お...
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可能性は無限。やればできる。

──この二つの言葉が、子どもを静かに殺す「可能性は無限だよ」「やればできるよ」日本では励ましとしてごく自然に子どもに投げられている言葉。でも私は、この二つの言葉に長い時間、殺され続けてきた。言葉は優しい。殴られもしない。怒鳴られもしない。だ...
思考の保管箱

みんな知ってる。でも、誰も渡してない話|第14話

――余白を削ると、判断が死ぬ余白がない状態で「ちゃんと考えよう」は、ほぼ無理。これは気合の問題じゃない。構造の問題。余白がないと、判断力は落ちる余白が削られると、人はこうなる。・即断が増える・短期でしか見えなくなる・極端な選択をしやすくなる...
思考の保管箱

みんな知ってる。でも、誰も渡してない話|第12話

――善悪で考えると、必ず詰む理由問題が起きたとき、人はつい善い/悪いで考えたくなる。・どっちが正しいか・どっちが間違っているか・誰が悪いか一見、整理しているようで、実は一番詰みやすい思考。善悪は、解決を遅らせる善悪で考え始めると、こうなる。...
思考の保管箱

みんな知ってる。でも、誰も渡してない話|第13話

――感情を前提にすると、壊れる理由感情は大事。これは間違いない。でも感情を前提に設計すると、必ず壊れる。感情は、安定しない感情には特徴がある。・体調で変わる・状況で揺れる・疲れると荒れる・余裕があると優しくなるつまり再現性がない。再現性がな...
思考の保管箱

夢が高すぎるんじゃない。給料が低すぎる|十話目(最終話)

― じゃあ私たちは、どこで夢を見るのか ―ここまで、日本の給料、雇用、前提を感情ではなく構造で見てきた。その上で、最後に残る問いはこれだ。じゃあ、私たちはどこで夢を見るのか。一つ、はっきりしていることがある。夢を見る場所は、一つである必要は...
思考の保管箱

夢が高すぎるんじゃない。給料が低すぎる|九話目

― 日本は「稼ぐ国」ではなく、「整える国」になった ―日本がダメになった、という話をしたいわけじゃない。むしろ逆だ。日本は、役割が変わった。かつての日本は、・働けば伸びる・作れば売れる・長くいれば報われる「稼ぐ」ことに、国家全体が最適化され...