⑥ 教育・子育ての前提

⑥ 教育・子育ての前提

「最初に勝て」の正体は、速さじゃない|第4話

「最初に勝て」この言葉は、たいてい誤解されている。誰よりも速く動け全力で走れ出遅れるなそういう意味だと思われがちだ。違う。速さの話じゃない。本当の意味は、人が気づく前に、座ったかどうか。それだけだ。走る必要はない。目立つ必要もない。勝負に出...
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やればできた人/やっても詰んだ人の分岐点|第3話

同じだけ努力した。同じ時間を使った。同じくらい本気だった。それなのに、片方は「やればできた人」になり、片方は「やっても無理だった人」になる。この差を、才能や根性で説明するのは簡単だ。でもそれは、一番ラクで一番雑な説明だ。多くの場合、分岐点は...
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ポジションのコマ数は最初から決まっている|第2話

前提を続ける。努力でどうにかなる話と、最初から数が決まっている話は別だ。多くの人がここを混ぜて考える。そして、混ぜたまま走らされる。世の中には「枠」がある。ポジションと言ってもいい。プロになれる人数表に立てる人数食っていける人数名前を覚えら...
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可能性は無限大、は一番残酷な嘘|第1話

可能性は無限大。やればできる。努力は裏切らない。この言葉を、15歳前後の人間に無条件で渡すのは危険だと思っている。これは夢を応援する話でも、やる気を出させる話でもない。壊れないための話だ。なぜ危険か。理由は単純で、席の話を一切していないから...
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まとめ|13歳で体験した「信用」の授業

今回の出来事は、派手でもなければ、ドラマチックでもない。チラシが落ちていた。住民が拾った。電話が一本入った。お金の振り込みが止まった。それだけだ。でも、この流れの中に、社会の構造がそのまま入っていた。仕事の世界では、・気持ちは評価されない・...
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第3話|怒らなかった母と、怒った父。どちらも正解だった

この出来事のあと、家族で話をした。私は怒らなかった。夫(芋)は怒った。次男は、かなり厳しく言われたはずだ。結果として、iPadと携帯は1週間禁止になった。外から見れば、「どっちが正しい親なのか」という話に見えるかもしれない。でも私は、どちら...
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第1話|13歳、はじめて「仕事の信用」が揺れた日

次男(13歳)が、チラシ配りの仕事をしている。いわゆるポスティングだ。歩いて、配って、終わったらお金が振り込まれる。とても単純で、でも立派な「仕事」。ここまで、次男は一度もクレームをもらったことがなかった。毎回きちんと配り、トラブルもなく、...
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第2話|「悪気はなかった」が、仕事で一番どうでもいい理由

今回の件で、次男に「悪気」があったかと言われれば、たぶん無い。わざと捨てたわけでもない。クレームを入れさせようと思ったわけでもない。友達が拾うと思った。それだけだ。子どもとしては、ごく自然な判断だと思う。でも、仕事の世界では、その自然さが一...
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結果が出ない時間を、失敗にしない教育|第9話

それでも、親が一番不安になる瞬間がある。結果が出ないことじゃない。遅れているように見えることでもない。「このまま何も起きなかったらどうしよう」って思う瞬間。芽が出る前は、「まだかな?」で済む。でも、時間が経つほど、不安は形を持ち始める。・こ...
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結果が出ない時間を、失敗にしない教育|第8話

ここまで読んで、たぶん頭に浮かんでる人がいる。「じゃあ、今までの前提、間違ってたらどうするの?」安心していい。前提は、途中で変えていい。というか、変えられない前提のほうが危ない。子どもは変わる。年齢も、環境も、本人の自覚も変わる。それなのに...