これから我が家、深刻な電力不足に陥ります。
強風。
海の上。
そして雨。
怖いのは風そのものより、太陽が出ないこと。
ボート生活の電気は、ほぼソーラーパネル頼み。
晴れていれば問題はない。
ケトルも
ブレンダーも
エアフライヤーも
普通に使える。
陸の家と変わらない。
でも、雨が続きソーラーパネルが発電できなくなると、状況は一変する。
バッテリー残量が、静かに減っていく。
冷蔵庫
Wi-Fi
スマホ充電
パソコン
全部が「選択」になる。
何を止めるか。
何を優先するか。
陸では考えなくていい判断を、毎日しているのが海上生活の現実だ。
ポータブルバッテリーバンクはすでに2つ使用済み。
ラップトップを守るか、冷蔵庫を守るか。
冷蔵庫が止まれば食材が終わる。
Wi-Fiが止まれば社会と切れる。
電気は文明だと思っていた。
違った。
電気は「安心」だった。
スイッチ一つで灯りがつく。
冷蔵庫が低く唸っている。
充電マークが点灯している。
それは全部、安心の音だった。
水タンクは底をつきかけていたから、雨は恵み。
でも同時に電力は奪われる。
ボート生活は自由に見えるかもしれない。
けれど現実は、
太陽が出ないだけで
生活インフラは一気に不安定になる。
冷蔵庫のためにジェネレーターを回すか検討中。
私は図書館に行って、ラップトップとバッテリーバンクを充電するかもしれない。
海の上で暮らすということは、
「当たり前」がすべて条件付きだと知ることだ。
電力不足。
でも——
電力が減っても、思考は止まらない。
むしろ暗いほうが、哲学は濃くなる。
電力不足。
精神はフル充電。
この話は「前提|ボート生活」カテゴリにまとめてあります。



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