前回は、
オーストラリアの大学留学は
教育であると同時に「産業」である
という前提についてお話ししました。
今回は、さらに現実に寄せます。
多くのご両親が最初に考えるのは、
👉 学費はいくらか
だと思います。
もちろん、それは重要です。
ただ現地で生活している立場から言うと、
本当に見てほしいのは、学費ではありません。
■ 見えにくいコストの正体
それは、
生活費です。
オーストラリアは、
世界的に見ても生活費が高い国です。
特に大きいのが、
👉 家賃
です。
■ 都市別の家賃目安
おおよその目安ですが、
| 都市 | 月額家賃(目安) | 難易度 |
|---|---|---|
| ブリスベン | $1,400〜$2,200 | ★★ |
| ゴールドコースト | $1,500〜$2,500 | ★★★ |
| メルボルン | $2,000〜$3,200 | ★★★★ |
| シドニー | $2,200〜$3,500 | ★★★★★ |
※シェア・立地・時期によって大きく変動します
これに加えて、
👉 食費
👉 交通費
👉 携帯・インターネット
👉 保険
を合わせると、
月に20万〜30万円相当になることも珍しくありません。
さらに、
👉 初期費用(ボンド・家具・生活用品)
👉 教材費
👉 想定外の出費
ここも確実に発生します。
■ よくあるズレ
ここでよく起きるのが、
👉 学費は細かく調べる
👉 生活費はざっくり
というズレです。
そして現地に来てから、
「思っていたよりお金がかかる」
となります。
■ 親の想定と現実
親の側は、
👉 学費+少しの生活費
というイメージを持ちがちです。
でも実際には、
生活費は“もう一つの学費”です。
場合によっては、
👉 学費と同じくらい
👉 それ以上
になることもあります。
■ 子ども側の現実
では、子どもはどうするのか。
👉 アルバイトで補う
👉 節約する
👉 なんとか回す
そうなるケースが多いです。
ただ現実は、
👉 英語が通じない
👉 仕事が見つからない
👉 学業との両立が難しい
簡単ではありません。
■ 親への提案①(アルバイト)
学業に専念することは大前提です。
その上で、
アルバイトはぜひ経験させてあげてください。
生活費のためではなく、
👉 英語で働く
👉 異文化で関わる
👉 自分で稼ぐ
この経験が、確実に力になります。
■ 親への提案②(行動の前提)
オーストラリアでは、
👉 察してもらえません
👉 言わなくても分かるは通用しません
自分から動くことが前提です。
この前提を外してあげるだけで、
👉 スタートが大きく変わります
■ 親への提案③(人間関係)
「日本人とつるむな」
よく聞きますが、
それは現実的ではありません。
日本人が日本人といるのは自然です。
大事なのは、
👉 どんな人といるか
です。
■ 鬼の核心
👉 留学は「来ればなんとかなる」では成立しない
👉 生活を回せる設計があって初めて成立する
■ 視点を変える
その留学、
👉 学費だけで判断していませんか?
👉 生活費まで含めた総額で見ていますか?
■ 最後に
留学は、良い経験になります。
ただし、
現実は、生活の上に成り立っています。
■ 鬼の一行(締め)
👉
「学費は見える。
生活費は、後から効いてくる。」
オーストラリアでの生活や日々の気づきは、Aya Sippelという名前でFacebookでも発信しています。現地の空気感は、そちらの方が分かりやすいかもしれません。
このシリーズは②-人生設計の前提(life-design-assumptions)にまとめていきます。


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