エージェントは必要か?年齢で変わる答え|第4話 40年前、教育は「国家投資」だった

いま60代の人がいる。

18歳でマレーシアからオーストラリアへ来た。

時代は1980年前後。

その人は大学を出て、

弁護士になった。

地質学者にもなった。


当時、大学はほぼ無償だった。

国内学生だけではない。

留学生も強く補助されていた時代がある。

教育は国家の投資だった。

外交の一部でもあった。

アジアとの関係構築の手段でもあった。


そして転換点。

1986年、留学生にフルフィー導入。

1989年、国内学生にHECS導入。

教育は公共投資から、

部分的に市場へ移行した。


いま。

留学生はフルフィー。

年間30,000〜45,000ドルの学費。

生活費込みで60,000ドル以上。

教育はオーストラリアの主要輸出産業の一つ。


昔は、

外国人学生も「育てる対象」だった。

今は、

経済を支える存在。

善悪ではない。

設計が変わった。


だから「昔はできた」は通用しない。

時代が違う。

制度が違う。

前提が違う。


エージェントを使うかどうか以前に、

まずこの構造を知ること。

知らないまま決断すると、

判断を誤る。


次はワーホリ。

ここで答えはさらに変わる。

このシリーズは②人生設計の前提にまとめている。

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