家庭内設計の先にある、子どもの話|第2話

「期待」が、子どもの行動を止める理由

親の期待は、
善意の顔をしてやってくる。

「信じてる」
「できると思ってる」
「期待してるよ」

でもこれ、
設計が入っていないと
ブレーキになる。


期待が重くなる瞬間がある。

・結果を前提にした期待
・将来を人質にした期待
・比較を含んだ期待
・回収期限つきの期待

本人は、
応援のつもり。

でも子ども側では、
失敗できない空気になる。


仕事編で出てきた
「評価されない努力」。

あれが一番つらいのは、
期待が先に置かれている時。


期待があると、
子どもはこう動く。

・安全な選択をする
・正解待ちになる
・挑戦を避ける
・やらない理由を探す

止まっているように見えて、
実は守っている


よくある誤解。

「期待されると伸びる」
「信じてもらうのが力になる」

それが効くのは、
評価が仕事として成立している場だけ。

家庭では違う。


家庭内設計での鉄則。

期待は、
動機づけに使わない。


代わりに置くのは、
これ。

許可。


・失敗していい
・やめていい
・変えていい
・時間をかけていい

この許可があると、
子どもは動く。


期待を下げるんじゃない。
期待を外す。


よくある失敗。

・期待をかけているのに
・結果が出ないと不機嫌になる
・「信じてるのに」が出る

これ、
一番効く圧。


回る家庭は、
ここが静か。

・期待を言語化しない
・比較をしない
・成果を回収しない
・途中経過に口を出さない


子どもが動き出すのは、
期待された時じゃない。

安全だと分かった時。


家庭内設計の目的は、
子どもを
早く正解に連れていくことじゃない。

止まらせないこと。


次回は、
ここまでの話を
もう一段、深くする。

「放っておく」と「見捨てる」は違う。
見守りが機能する家庭の条件。

ここ、
かなり重要。

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#感情より構造
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※この話は「家庭内設計|子ども」カテゴリにまとめてあります。

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